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(回答先: 最近のGLA1「拝金教団化」進む? 投稿者 転載天使 日時 2003 年 5 月 29 日 14:20:34)
★信者は馬車馬か
ここ数年のGLAでは、熾烈なまでの「講演会の集客」「伝道による新規入会者の獲得」のための組織づくりが行われてきたようです。そのプロセスを見ると、口の悪い小生などはつい「佳子はGLA(すなわち2万人ともいわれる会員・施設・協力者)を私物化している」などと思ってしまうのですが、とにかく十数年前には考えられなかったような、予想を越えるひどさで事態は悪化しているようです。
激しく追いつめられるような「集客義務」を負ったとしか思えない「伝道担当」の会員のみなさんとは、いったいどのような存在でしょうか。実は、この人々は「伝道研鑽部員」といいます。年間ひとり3万円以上をGLAに「納入し」、講演会やイベント準備、喜捨業(普通より余計に寄付をすること)など、プロジェクト活動を「修行」の一環として「無償」でおこなう、熱心な「伝道志願兵」ともいうべき会員さんたちです。軍隊にたとえたら志願制度における「伝道担当士官」のようなものでしょうか。
そのようなプロジェクトにたずさわる会員さんの中には、決して多くはない給与の中から、夫婦で年間84000円もの会費や喜捨を払い続けている人々もいます。「四聖日」やイベントなどがあるたびに、「喜捨」とは名ばかりの実質「献金」が、会員のふところからGLAに流れてゆきます。「伝道研鑽部員」ならば、なおさらのことでしょう。
GLAの機関誌では、「伝道研鑽部員」の内容が次のように定義されています。平成14年3月号で、「第四期伝道研鑽部員公募のお知らせ」が、次のような文言で発表されているからです。
●伝道研鑽部員の選考は、GLA千年の礎となるために、その人生を懸けて神理伝承の場に参入し、先生にならって慈悲と愛を体現し、奉仕の道を歩むと、発心された方々を対象に、以下の選考手続きによっておこなわれます…(中略)第三期では応募総数2100名から、正規部員164名、研鑽生(志はあるが正規部員にはもう少し研鑽が足りない)194名、候補生(伝道研鑽部会初参入者)199名、オブザーバー22名の計579名が参加
(U:第四期だから、これまで1500人以上が参加したと推測できます。資料によれば、この伝道研鑽部会制度は、発足準備会が1995年4月にあって以降、任期2年ごとに更新して、第四期部員が「実践活動中」でもう9年目。
注目すべきは、「人生を懸けて」と書いてあること。つまり「そのために死んでもいい覚悟を持ちなさい」という意味にもとれます。事実、熱心に活動したあげく、50歳代で急死した伝道研鑽部員がいます。詳しくは、『死の伝道研鑽』のコンテンツを参照。
ちなみに、この制度が発足した1995年4月の機関誌には、同制度への応募者募集につき、次のような言辞が述べてあります。
「みずからの内奥に問いかけ、このような伝道者の道を選び、ぜひ先生の手、口、足として人生を懸けてお役に立ちたいと願われる方は、先の要項に基づき、積極的に、この機会に応募されますよう、切望いたします……高橋一栄、関芳郎、谷口健彦の各署名」)
● メンバーは、全国から募集。GLA会員かつ<ジェネシスプロジェクト研鑽の経験2年以上の者。週4日以上を、GLAの研修や講義、プロジェクトや伝道員としての奉仕活動に費やせる者>を資格条件として任期2年。ただし1年ごとに見なおしあり。定期的に研鑽の場に参加、先生の講義を受け、鍛錬のちからをはぐくみ、奉仕の働きを行じてゆくものとします。
(解説:つまり、すでにGLAにおける「研鑽」という形で、過去の「奉仕実績」がある熱心な信者から、週4日以上、「伝道研鑽」という名目の無償労働に使える人材をピックアップ。「佳子先生から直接教えが受けられる」というエサをちらつかせて活動させようというやり方。その上、怠けたりさぼったりすると、1年で放りだすといわんばかりです。
自分の生計を営みながら、週4日以上を、食事代も交通費もすべて自分もちで、GLAの活動に無償従事せねばならないとは、いったいどんな研鑽なのでしょうか。)
● メンバーのスケジュールは、(1)2〜3ヶ月ごとの集中研修(全国から全員を呼び寄せて東京で土日2日間。交通費は自腹)、(2)各自治区(地元)での分散研修で、(1)(2)とも「全回出席」が義務づけられています。<奉仕>は、地元の一般会員の世話役をつとめ、伝道活動をする。その基本は「他を支え、その場に尽くすという志を確かに持って」各イベントや集会をコーディネートします。本部や上に提出したプランに従って、イベント・集いを実現します」
(解説:「コーディネート」というのは、普通に考えるなら、計画・立案・現場設営・人員配置・客動員など、すべてを自前で仕切って、現場仕事もやることと取れる。イベントや集いというのは、結局「人集め」ですから、すなわちカネ集めをも意味するでしょう。伝道研鑽部員は「産出できる」ことが必要と資料にはありますが、これはカネ・喜捨(寄付)と人員を「産出」する、ということなのでしょうか)
上記のような「制度」に触れ、非常な疑問を感じて退会した人々は、それらを「タダ働きプロジェクト」と名づけています。カネも時間も労力も吸い取られ、しまいには倒れたり健康を害したりする人も少なくないという情報がきています。