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(回答先: 最近のGLA「教団活動で死人が出た」 投稿者 転載天使 日時 2003 年 5 月 29 日 14:24:34)
★見殺しの佳子
2000年の秋ごろ、東京のある中年の女性会員A子さんが、首吊り自殺をしました。その実情を伝える元会員の方の「情報」では、その悲劇が起こる前後、次のような経過をたどったそうです。
A子さんは、もともと精神的に不安定なところがあったそうですが、GLA会員ということでもあり、ご主人(非会員)が心配して、同じGLA会員の精神科医の診療を受けさせました。この精神科医は、過去にGLAの機関誌に病院の広告を載せていたこともあり、A子さんをみてご主人にこう断言したそうです。
「ご主人、大丈夫ですよ! GLAの会員やってたら、絶対に自殺なんかしませんから!」
しかし、事実はこの医師の診断に反して、A子さんは自殺しました。
さらに、ここに一つの重大な事実があります。実はA子さんは、自殺を思い立つ前に、高橋佳子に対して、助けを求める手紙を出していたというのです。それなのに、佳子からは、返信ひとつありませんでした。慰めや励ましの電話・電報ひとつ来なかったのです。一言半句たりとも、佳子の言葉はありませんでした。A子さんの「SOS」は、まるっきり無視されました。そして、A子さんはみずから命を絶ってしまったのです。
佳子は当時、会員に向かって、常々、くりかえしこう語りかけていました。
「皆さんの右手は私がいつも握っています! 皆さんは私の宝です。必ず助けます!」
「姿は見えなくても、私はいつも会員さん一人一人のそばにいます。どうか私を忘れないで」
A子さんも、それらの言葉を信じていたでしょう。だからこそ、救いを求める手紙を佳子に書いたはずです。佳子の意識が、あるいは佳子のある種の霊能が、自分の苦しみを見守っていて、いざとなったら助けてくれると、信じていたはずです。だれあろう、佳子本人が「きっときっと、そうする」などと、会員が信じこんでもおかしくないことを、講演会や各種研修会で語っていたからです。
情報をくださった元会員の方は、つぎのようなことを述べています。
「私も、先生はいつもそばにいてくださると、そんな風に信じていた時期があります。しかし、A子さんの自殺を聞いたとき、心の中が疑問でいっぱいになり、決定的な疑念が生まれました。
A子さんが首を吊るのを、『いつもそばにいる』はずの佳子先生は、黙って見ていたのだろうか。先生がみずから言うように、神のごとき存在で、会員の心を見通し、目に見えない形でそばにいる霊能があるなら、なぜA子さんを見殺しにしたのだろう。
何より、A子さんの手紙に、一行でも御返事があれば、A子さんは自殺を思いとどまった可能性が高い。先生が、A子さんの異変を察知して、近くの会員に指示して様子を見に行かせたり、本人はもちろん、幹部を介してでもいいから電話一本あったなら、彼女の命は救えていたかもしれない」
さらに、A子さんの自殺のあと、GLAの驚くべき「見殺し体質」が明らかになりました。
自殺の約2ヶ月後、A子さんと知り合いのB子さんが、悲しみにくれているA子さんのご主人を、GLAの「新年の集い」に招待しました。佳子先生と直接にお話できる機会があるから、ぜひいらっしゃいと、入場券を渡したのです。佳子に、優しい励ましの言葉でもかけてもらえれば、ご主人も気持が落ちつくだろうという、せめてもの親切心からでした。
年頭の「新年の集い」では、会員非会員を問わず、講演のあとに、佳子と参加者が顔を合わせられる機会があります。希望者全員を一列に並ばせ、壇上の佳子が手ずから「神理カード」という特定のメッセージが書かれたカードを、一人一人に渡す「儀式」があるのです。(卒業証書の授受を思い受かべるとわかりやすいでしょう)
その「神理カード」の授受のとき、A子さんのご主人も列に並び、壇上の佳子との対面を待ちました。並んでいるうちに、ご主人はそばにいた誘導係員(プロジェクトメンバー、すなわちイベントのスタッフ会員)と言葉をかわし、そこで「妻が自殺しまして……」とぽろりとしゃべりました。
すると、その誘導員の顔色が変わりました。ご主人は、たちまち数人のプロジェクトメンバーに取り囲まれ、壇上どころか、別室へ連れてゆかれました。そして、壇上の佳子に会うことも許されず、会場から追い出されたというのです。
その別室の中で、A子さんのご主人が、どんな言葉をスタッフたちから浴びせられたかはわかりません。ただ、のちにご主人が、「GLAなんか、クソくらえだ!」と怒りをあらわにしたことから、遺族の気持ちを無視した待遇を受けたものと推察できます。
「GLA会員に自殺なし」と太鼓判を押した精神科医のことも含めて、A子さんのご主人やご家族の無念と痛憤は、いかばかりでしょうか。
驚くべきことですが、熱心な会員にありがちな心理では、A子さんの自殺のような事例があっても、「先生の偉大なお力をもってしても、助けられなかったのですね。先生も、さぞおつらかったことでしょう」で済ませてしまうそうです。そして、それ以上は話題にすることを避け、素早く忘れてゆきます。この恐るべき「人間感情を無視した体質」が、現在のGLAです。それらを指して「人でなし」と呼んでもおかしくはないでしょう。
ちなみに、A子さんの自殺があってから、どのような経緯でかはわかりませんが、佳子は「皆さんの右手をいつも握っています、必ず助けます」 とは言わなくなったそうです。
実は、私(梅仙人)も十数年前、GLAで似たような話を聞いたことがあります。
GLAを退会してまもなく、佳子や幹部のことについて、まだ納得できないことがあり、質問をたずさえて浅草の八起ビルで面談した時のことです。そのとき、当時の総合本部の若手幹部から、「会員に自殺者が出た」という話を聞きました。いくら佳子に批判的になりだしたとはいえ、若手幹部の口から、そんな話を聞こうとは思ってもみなかったので驚きました。
記憶しているのは、九州のある男性会員が、海で入水自殺したというのです。しかもその会員さんは、「自分の自殺でGLA・佳子先生に迷惑をかけたくない」という理由で、直前に「退会届」を出していたそうです。
自殺するほど苦しんだその会員を、なぜ佳子は救えなかったのかと、私はうつろな衝撃を受けました。当時から、会員の間では「佳子先生は、午後10:30分になると、会員のみなさんの心の中を(スキャンして)、どんな状態か見取られて把握されている」といったような「テレパシスト佳子」の側面が、まことしやかに幹部の口から流布されていたからです。それほどの「力」の持主のはずが、なぜ会員の苦悩を察知し、あらかじめ手を打って自殺を食い止められなかったのか。非常な疑問をもったのを覚えています。
若手幹部のその話は、私が佳子に対して批判を加えたとき、いわば反論のようにして「ここまで先生とGLAを思いやる会員がいる」というニュアンスの「返答」でした。そのため、当時からGLA会員の「自殺者」は、一人二人のことではなく、かなりいるのだろうと容易に推測がつきました。
上記のA子さんの悲報は、十数年前より、事態がもっとひどくなっていることを、明確に訴えています。
このように、高橋佳子の思わせぶりな「救済者」のポーズに欺かれて、苦しんだあげくに命を絶つ人々が、GLAの中に過去現在、存在しています。会員達の「自殺したい心」を救えない教祖・高橋佳子という事実は、こうなってはくつがえせません。
佳子には、人の生命や魂を救うに足る「霊能」など無いと結論せざるをえません。「霊能がある」とされる噂は、27年前からGLA内部で聞こえますが、私が聞いた「午後10:30に全会員の心を読む」というのと同じく、A子さんが信じた「いつも右手を握って助けてあげる」の言葉と同じく、まことしやかな「虚偽」でしかありません。憶測ですが、会員に対して、幹部たちがニセの「霊能話」をわざと流している可能性さえ考えられます。
GLAは、以前から「魂の共同体」などと自分たちの組織を呼んでいます。しかし、このような、人命を軽んじているとしか思えない教祖・会員集団に、「魂の共同体」を標榜する資格があるでしょうか。
最後になりますが、A子さん、ならびに、十数年前に自殺した九州の男性会員の方はじめ、すべてのGLA会員だった自殺者の皆さんの御霊前に、心から追悼の意を表させていただきたいと思います。