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(回答先: 【日本では阿修羅読者だけが知る事ができる特報その1】フセイン政権のあっけない崩壊は、米英特殊工作員によるイラク軍幹部のゲンナマ買収工作の結果だった! 投稿者 ウニ&イクラ連合歓待(好物のスシ) 日時 2003 年 4 月 21 日 10:26:58)
米英がイラク軍幹部や部族長に対して買収工作をしたのは事実だろう。
(地域武装勢力を動かないようにさせるためにとくに有効)
しかし、それが戦争全体の構図を決めたと考えることはできない。
>フセイン政権のラマダン副大統領・アジズ外相は 戦闘続行命令を出していたが、軍
>部最高幹部の裏切りには気づかなかった。気づいたのは米英軍がカルバラを通過した
>ときだった、という。
フセイン政権がガチンコ(本気相撲)だったとすれば、「米英軍がカルバラを通過した
とき」ではなく、北部地域でイラク軍が南に後退を続けた時点で気が付くはずだ。
北部地域では、非力な米軍特殊部隊とクルド人傭兵の混成部隊に対して一度も戦線が確立されていないのである。
また、モスルに第5軍4個師団が4月11日まで温存されていたのもガチンコ(本気相撲)ではないことを示唆する。米軍特殊部隊とクルド人傭兵が南下した時点で背後をつけるのである。
南部シーア派地域は、空爆と圧倒的な火力に対して果敢に戦ったから、そのような説明がもっともらしく聞こえるが、同時並行的に進んでいた北部地域の戦況を考えればデタラメな説明であることがわかる。
何より重要なことは、米英政権とフセイン政権がガチンコ(本気相撲)であれば、買収した軍を使ってフセイン政権中枢メンバーが逃走できないようにするか所在を追跡させるかをしていたはずである。
フセインの首をとることが最大の目的だったのだから...
これからでもフセイン一派中核メンバーを拘束したら、このような説明を受け入れることも吝かではない。