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(回答先: 印パ緊張高まる インドがさらなる外交措置も検討〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 26 日 23:16:59)
12/27 16:07 南アジア政策に積極関与を 印パ対立激化で声高まる 外信58
【ワシントン27日共同】インド国会議事堂襲撃事件をきっかけ
にインドとパキスタンの対立が゛一触即発″の状態に激化したこと
を受け、米外交関係者の間には米国が南アジア政策により深く関与
し、核戦争の脅威を取り除くべきだとの声が高まっている。
背景には、米国にとって「世界最大の民主主義国家インドとアフ
ガニスタンでの軍事作戦に協力しているパキスタンの双方とも極め
て重要な存在」(米外交評論家)との認識がある。
リーカー国務省副報道官は二十六日「インドとパキスタンの緊張
緩和は地域安定のため極めて重要」と述べた。
国務省当局者によると、パウエル国務長官がムシャラフ・パキス
タン大統領やシン・インド外相と電話会談し、対話による緊張緩和
を促した。さらに米政府はイスラム過激派組織「ラシュカレトイバ
」と「ジェイシモハメド」が襲撃事件に関与したことを裏付ける証
拠をパキスタン政府に示し、両組織の摘発に本腰を入れるよう求め
るなど水面下の調停活動を続けている。
インド・パキスタンの紛争激化で米政府が想定する最悪のシナリ
オは「双方の事実誤認や操作ミスなどによって人類最初の核戦争が
発生すること」(元国務省高官)だ。
実際に核兵器を保有する両国軍がカシミール地方の国境地帯に核
弾頭も搭載できる弾道ミサイルを配備したと伝えられるなど、カシ
ミール地方では急激に緊張が高まっている。元高官は「核戦争の回
避は米国に課せられた責任でもある」と述べ、米政府が南アジア政
策により深く関与するべきだとの認識を示した。
アフガンでの軍事作戦が大詰めの段階に入っている米国にとって
、もうひとつの頭痛の種は、パキスタン軍がカシミール紛争に力を
注げば、アフガン国境地帯の警備が手薄になり、ウサマ・ビンラデ
ィン氏やテロ組織アルカイダ幹部の脱出を見逃してしまうのではな
いかという点だ。
(了) 011227 1607
[2001-12-27-16:07]