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12/13 17:28 台湾が弾道ミサイル研究 米シンクタンクが指摘 外信90
【ワシントン13日共同】米有力シンクタンク、ランド研究所は
十三日までに、台湾が中国を攻撃できる最大射程千キロの中距離弾
道ミサイルの研究を進めているとする報告書を発表した。
台湾は、これまで防衛的な兵器の配備を実施してきたが、攻撃兵
器である中距離弾道ミサイルの開発に踏み切れば中国の反発を呼び
、中台関係の緊張激化は必至とみられる。同研究所は米国防総省と
関係が深いことで知られる。
「台湾の外交と防衛政策」と題した報告は、台湾軍関係者らへの
面接調査を基に、台湾当局が中距離弾道ミサイルと、対地巡航ミサ
イルの調査研究を「活発に行っているとみられる」と指摘。ミサイ
ルによって、中国のミサイル施設や空港などを破壊、中国の攻撃能
力をそぐことを狙っているとしている。
報告書は一方で、ミサイル開発に反対する米国に察知されること
なく、台湾が実験や配備を実施するのは困難と説明。実際には、台
湾はイージス艦など最新のミサイル防衛システムの提供を受けるた
めに、ミサイル開発を米国に対する「交換条件」に使う可能性があ
ると指摘している。
報告書はまた、台湾の外交防衛政策に対し、米国と並んで「日本
が重要な影響力を持つ」と言明。特にミサイル防衛問題で、台湾は
「日本の対応を注意深く見守り、米国や中国の反応を探っている」
と述べている。
(了) 011213 1728
[2001-12-13-17:28]