投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 06 日 20:52:27:
12/05 18:10 日本の影響力行使求める テロ対策でイスラエル大使 外信79
共同
イスラエルのイツハク・リオール駐日大使は五日、都内の同国大
使館で記者会見し「日本はパレスチナにこれまで総額で六億ドル(
約七百四十億円)以上を拠出している最大の支援国だ」と指摘、ア
ラファト議長のパレスチナ自治政府がテロ対策に本腰を入れるよう
影響力を行使すべきだと訴えた。
大使は「日本はテロとの戦いを一層強化することができる」と強
調し「テロ組織のリストを作り、そうした組織に絡む銀行口座など
が存在しないか調査するなど、より一層の対策に取り組むべきだ」
と述べた。
イスラエルは同自治政府を「テロ支援団体」と規定、自治政府施
設を攻撃してアラファト議長への圧力を強めている。大使は、再び
議長を相手にした和平交渉路線に戻れるかどうかは「議長次第」と
述べ、議長はイスラエルが要求し続けたテロ抑止を実現する「最後
のチャンス」を迎えているとの見方を示した。(共同)
(了) 011205 1810
[2001-12-05-18:10]