投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 01 日 19:27:48:
(回答先: 渦巻く寝返りや陰謀、混乱 陥落のクンドゥズ 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 01 日 19:26:15)
12/01 17:18 同盟阻むパシュトゥン人 異民族の全土制圧に抵抗 外信44
【カブール1日共同】アフガニスタン全土の制圧を目指す北部同
盟が、タリバン支配下にあったパシュトゥン人地域で治安部隊展開
を住民に拒否されるなど支配権確立に苦しんでいる。
パシュトゥン人は最大多数民族だが、タジク人などが主体の同盟
内では少数勢力で、一般のパシュトゥン人は、同盟へのアレルギー
が強いとされる。
首都カブールの西約三十キロのマイダンシャハル。この地区にい
たタリバン部隊約二千人は十一月二十五日に同盟に投降し、その後
、約一万人のパシュトゥン人が住む村に入った。
タリバン部隊は、戦車など重火器の武装解除には応じたが、自動
小銃などは「自衛のため」として村に持ち込み、同盟側の引き渡し
要求に応じていない。
同盟は治安維持部隊を村に入れようとしたが、住民が拒否。村は
パシュトゥン人自治区の様相を見せている。
タリバンが死守するカンダハルや周辺のアフガン南部は、パシュ
トゥン人の強固な地盤。カンダハルが陥落して同盟軍が入っても、
住民が抵抗し、南部一帯が事実上パシュトゥン自治区と化す可能性
がある。
(了) 011201 1717
[2001-12-01-17:18]