投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 17 日 17:53:34:
回答先: タリバンのカンダハル明け渡しは合理的な判断 投稿者 あっしら 日時 2001 年 11 月 17 日 15:13:49:
11/17 11:11 戦力温存は困難 タリバンに退路断絶の危機 外信56
【カブール17日共同】アフガニスタンのタリバン政権指導部が
、本拠地カンダハルからの撤退を決めたが、山岳部への移動も米軍
の空爆にさらされる可能性が高く、退路が断たれれば戦力の温存は
困難との見方が強まっている。
タリバンはいったん撤退して態勢を立て直し、ゲリラ戦に備える
構えとみられている。しかし、山岳部での戦闘を嫌う米軍が空爆や
特殊部隊の投入で、撤退中のタリバン部隊を追撃するのは確実だ。
カンダハル周辺でタリバン部隊と交戦しているパシュトゥン人勢
力も統制がとれておらず、仮に同勢力指導部が地域の支配権移譲を
条件にタリバンに退路を保証しても、攻撃が完全に止まる可能性は
低い。
反タリバン勢力の有力指導者でザヒル・シャー元国王派のハミド
・カルザイ氏は米CNNとのインタビューで「彼らが逃げ道を見つ
けるのは非常に難しいだろう」と言明。既にタリバン側に対し、降
伏と引き換えに「恩赦」を与えると申し出ていることを明らかにし
た。
ウサマ・ビンラディン氏の側近でテロ組織アルカイダのアテフ副
官も米国の空爆で死亡したことが確実となり、本拠地まで「戦略的
撤退」を強いられたタリバンは、極めて困難な状況に追い込まれた
。
(了) 011117 1110
[2001-11-17-11:11]