投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 08 日 21:41:25:
【ニューヨーク8日=平本秀樹】
8日付のニューヨークタイムズ(電子版)は、最近国外亡命した元イラク情報機関員2人の話として、1995年から数年にわたってイラク政府の同国内秘密訓練施設で、イスラム諸国のテロリストが訓練を受けていた、と伝えた。
同紙によると、施設はバグダッドの南方にある通称「サルマン・パク」で、サウジアラビア、イエメン、アルジェリア、エジプトなど様々な国から集まったイスラムゲリラ40〜50人が、フセイン・イラク大統領の親衛隊の傍らで訓練を受けていたという。ボーイング707型機の機体を使い、5、6人のグループに分かれて、武器を使用せずにハイジャックを成功させる訓練も行われた。
訓練は、近隣諸国や欧米各国に対するテロの実行が目的だったというが、中将だったという元情報機関幹部は「訓練を受けたゲリラがウサマ・ビンラーディンとつながりがあったかどうかはわからない」としている。
また、同施設内に設けられた厳重警備区域では、ドイツ人学者の指導の下、イラク人科学者たちが生物兵器の生産も行っていたという。
インタビューは、フセイン政権打倒を目指す反体制派の横断組織「イラク国民会議」(INC)が仲介し、同紙とPBSテレビで行った。
(11月8日20:30)