投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 08 日 11:33:32:
回答先: ビンラーディン、ビデオで対米テロ続行宣言〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 08 日 11:32:09:
【イスラマバード８日＝佐藤浅伸】
アフガニスタンの実効支配勢力タリバンのスポークスマンは７日夜、アフガニスタン・イスラム通信に対し、「（タリバンの最高指導者）オマル師とウサマ・ビンラーディンは無事だ」と述べた。さらに、米国がタリバン支配地域のほぼすべての空港を爆撃したとしたうえで「大した被害はなかった」と述べた。
また、タリバンのザイーフ駐パキスタン大使も同日夜、中東のテレビ局に対し、オマル師、ビンラーディンと連絡を取り合っていることを明らかにし、「２人とも無事だ」と述べた。さらにビンラーディンが「全イスラム世界に対して団結し、米国に対する聖戦（ジハード）を始めるよう訴えた」ことを明らかにした。
また、ザイーフ大使は声明も発表し、「アフガニスタンは米国の新たな拡張主義の犠牲となった。今回の攻撃はイスラム世界と全イスラム教徒に対するものだ。アフガニスタン・イスラム首長国（タリバン政権）は対話の道を選んだが、米国は戦争を選択した。アフガニスタンのイスラム教徒は団結して米国の侵略と戦う」と米国との対決姿勢を明確にした。
一方、パキスタンのカーン外務報道官は７日夜、「国際社会の要求に応じるよう説得に努めたパキスタンの外交努力が失敗して、タリバン体制に対する軍事行動が始まったことを遺憾に思う」とする声明を発表した。
声明は「パキスタンは事態の重大さをタリバン指導部に納得させ、アフガニスタン国民のために正しい決定を下すよう、出来るだけのことを行った」とパキスタン政府がこれまで傾注して来た説得の努力を強調した。そのうえで「軍事作戦でアフガニスタン国民への被害が最小限にとどまるよう細心の注意が払われることを望む」と述べた。さらに「作戦が早期完了し、国際社会が協調して国民和解、経済再興に向けた努力を開始することを希望する」と述べ、“タリバン後”の安定政権樹立に向けた国際社会の役割に期待感を表明した。
【イスラマバード８日＝佐藤浅伸】
パキスタンの首都イスラマバードは対アフガニスタン攻撃が始まった７日夜以降、混乱は起きていない。ただ、大統領官邸などが並ぶ官庁街には警官の姿が目立ち、通常、レストランが遅くまで営業している目抜き通りからも人影が消えた。
一方、アフガニスタン難民が多く居住する北西辺境州ペシャワルでは、８日朝に米英の軍事作戦に抗議する大規模デモが予定されており、厳戒態勢が敷かれている。
(10月8日08:49)
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。