投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 27 日 19:44:28:
回答先: 関心希薄な東南海地震 認識改める必要、と愛知県 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 27 日 19:43:56:
09/27 16:47 冷静に防災対策進める 南海地震で高知、和歌山県 社会232
共同
三十年以内に発生する確率が約40%とされた次の南海地震。規
模もマグニチュード(M)8・4前後との予測だが、震源域の高知
、和歌山両県はともに冷静に受け止めている。
長い海岸線を持ち、一九四六年の南海地震では津波で六百七十九
人の死者・行方不明者を出した高知県。県消防防災課の笹岡忠幸課
長は「二○二○―三○年ごろに発生するとの説は、これまでも言わ
れていた」と冷静だ。
次に備え、既に津波被害予測を作成。ソフト、ハード両面の対策
を急ぐが、限られた予算ではなかなか進まない。笹岡課長は「国の
動きは遅いぐらいだが、今後は本腰を入れてくれるはず。県も対策
を急ぎたい」と気を引き締めていた。
一方、和歌山県消防防災課の担当者も「天気予報の降水確率より
低いかな、という印象です」と、落ち着いた表情だ。
同県も一番怖いのは津波被害。地震から数分以内に、各地の防災
スピーカーで住民に避難を直接呼び掛けるシステムも整備、被害想
定や避難マニュアル策定など被害を最小限にとどめる努力を積み重
ねてきた。
それだけに「今回の予測で、住民に身近な問題としてとらえても
らえればいい」と話している。
(了) 010927 1646
[2001-09-27-16:47]
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