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(回答先: 「世界経済回復の方向」ほぼ一致・ダボス会議 (日経新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 2 月 03 日 21:05:46)
【ニューヨーク2日=勝田誠】
ニューヨークで開かれている「世界経済フォーラム(WEF)」の年次総会(通称ダボス会議)は3日目の2日、小泉政権の構造改革に関する討論会を開き、この中で出席者から、金融機関の不良債権処理など構造改革を進める速度に対して、「遅すぎる」との懸念や批判が噴き出した。
小泉政権の改革の方向性には異論は出なかったが、米国のマイケル・アマコスト元駐日大使(現ブルッキングズ研究所長)が、改革の速度に強い懸念を示し、田中前外相の更迭による支持率低下と関連づけて、「改革は高い支持率があればこそ可能だが、これで本当に改革を進められるのか」などと指摘した。他の出席者からも、日本の金融市場や各国が求める改革の速度と、実際の速度には、大きな差があるとの批判が出た。
同日の日本関連の討論会には、竹中経済財政相も出席、日本政府が「あらゆる手段を使っても」金融システム危機の回避を図るとの方針を改めて強調した。
出席者の1人、小林陽太郎経済同友会代表幹事(富士ゼロックス会長)は討論会後、「残念ながら、日本は、政治的意思を持って改革を行うというところまで、印象を変えられてはいない」と述べ、世界各国の不満の払拭は難しいとの見方を示した。
(2月3日18:54)