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東京株式市場は、続落。市場関係者によると、主力ハイテク株の一角や内需株がしっかりとしていたものの、手掛かり材料に乏しく上値に対して慎重な展開となった。
通信株の一角や銀行株の下落が目立ち、TOPIXは、98年10月15日付けた終値ベースでのバブル崩壊後最安値980.11ポイントを下回って引けた。
東証1部の騰落数は、値上がり411に対して値下がり911、変わらずが124となった。
市場関係者によると、「TOPIXはバブル崩壊後最安値980.11を、日経平均は1万円の大台が意識された動きとなり、安値圏では押し目買いも入っていたようだ」(準大手証券)という。
また、市場では、「主力ハイテク株や内需株の一角が買われていたものの、方向感に乏しく上値に対して慎重な向きが目立つ。不良債権処理がどこまで進展するかはなお不透明で、銀行株が軟調に推移していた」(中堅証券)との声が聞かれた。
個別では、雪印乳業 <2262> 、油研工業 <6393> 、三井住友銀行 <8318> 、NKK<5404> などの出来高が膨らんだ。また、ローム <6963> 、ソニー <6758> などの主力ハイテク株が堅調だったほか、三菱マテリアル <5711> などの金属関連株が買われた。加えて、日東製網 <3524> などの低位株が大幅高となった。
一方で、雪印乳業 <2262> が個別で大幅安、NTT <9432> などの通信株も軟調に推移。また、銀行株が軒並み安となったほか、証券株、不動産株が売られた。