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(回答先: 米国株、FRB議長発言で下げ拡大・ダウ平均1万ドル割れ(日経新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 1 月 12 日 08:41:12)
【ワシントン11日=土井達士】
米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン議長は十一日、サンフランシスコで講演し、米国経済の先行きについて「当面は引き続き大きなリスクに直面している」と指摘した。同議長による年明け後初めての公式発言として内容が注目されていたが、景気について依然慎重な見方を示したことで、市場では、今月二十九−三十日にFRBが開く連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げが決められるとの観測が高まっている。
昨年三月以降リセッション(景気後退期)に入っている米国では最近、予想以上に景気回復が早いとする見方が強まっているが、グリーンスパン議長の発言は、過度の楽観を戒める内容となった。
議長は講演の中で、従来基本的な認識として示している「長期的な展望は明るい」との主張を改めて強調する一方で、短期的には国内総生産(GDP)の約三分の二を占める個人消費が「失業者の増加や株価の下落、金利上昇などで抑えられる傾向にある」と指摘。企業収益や民間設備投資も依然、弱含みなことも含め、下ぶれリスクがあるとした。ただ、ハイテク産業の在庫調整が進むなど、米経済に「安定化の兆候が出てきた」とも述べ、「この傾向が続けば不透明感は解消されるだろう」と、以前よりは明るさも見えてきているとしている。