★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
(回答先: 外国債権団と交渉開始へ アルゼンチン支払い停止 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 25 日 18:33:16)
12/25 11:13 国債を「通貨」として発行 1月からアルゼンチン 外経29
【リオデジャネイロ24日共同】アルゼンチンのロドリゲス暫定
政権は二十四日、事実上通貨として扱われる新たな特別国債を来年
一月から本格的に流通させる方針を表明した。
ペソ、ドルに次ぐ「第三の通貨」として位置付けており、ロドリ
ゲス暫定大統領は、特別国債の通貨単位をアルヘンティノ(スペイ
ン語でアルゼンチン人の意)と決めた。
同日付の地元紙クラリンによると、特別国債は既存の国債や州債
と違い、政府に買い戻しの義務がない。発行規模は当初、百億ドル
の見通し。政府は「アルヘンティノ」のドルに対する実勢レートの
下落を容認し、痛みの少ない通貨切り下げの軟着陸を模索している
。
アルゼンチンの兌換(だかん)法は、一ドル=一ペソを維持する
ため、ペソの増発には同額のドルの外貨準備を求めている。政府の
経済ブレーンによれば、ドルの裏付けのない特別国債が流通すれば
、次第にドルとの等価値を失い「洗練された切り下げ」が可能とし
ている。
さらに、ドル建ての定期預金を「アルヘンティノ」建てに強制的
に切り替えることも視野に入れているという。
同国では、ブエノスアイレス州が九月から州債(パタコン)で公
務員給与の一部の支払いを始めた。コルドバ州などが追随し、今で
は政府も地方交付金を全州統一の債券(レコプ)で配分し、既に総
額二十八億ドル相当が出回っている。
(了) 011225 1113
[2001-12-25-11:13]