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(回答先: 通貨の混合流通を疑問視 金融専門家の見方 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 25 日 18:34:34)
12/25 15:58 米政府やIMFにも責任 アルゼンチン危機で 外経42
【ワシントン24日共同】アルゼンチンが対外債務の一時支払い
停止に陥ったことについて、米エコノミストらの間で国際通貨基金
(IMF)やブッシュ米政権による政策対応を批判する声が上がっ
ている。
今後、ロドリゲス暫定政権から資金支援を求められた場合、米政
府やIMFは、アルゼンチン経済の抜本的な再建策を前提とした慎
重な対応を取ることが予想される。
「巨額の支援パッケージは明らかな間違いだった」。米国際経済
研究所のバーグステン所長はロイター通信に対し、IMFが今年夏
に対アルゼンチンの融資枠を八十億ドル(約一兆円)増額した措置
が同国の経済危機を深刻化させる一因になったと指摘している。
当面の危機回避策としては有効だった半面、同国の財政再建に向
けた自助努力に猶予を与える結果につながったとの見方だ。
米政府は当初、この追加支援策に対し「安易な支援は、被支援国
の回復を遅らせることになる」と慎重姿勢を表明。しかし、アルゼ
ンチンの政情不安を懸念する国務省の意向もあって方針転換し、最
終的に承認したいきさつがある。
ブッシュ政権は、今回のアルゼンチンの政権交代に際し経済改革
の断行を促す姿勢を明確にしており、アルゼンチンは自助努力を求
められる展開となりそうだ。
(了) 011225 1558
[2001-12-25-15:58]