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(回答先: 暫定大統領、「第3の通貨」導入へ=大量発行なら財政悪化も−アルゼンチン【サンパウロ23日時事】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 24 日 11:32:22)
【ブエノスアイレス23日=本間圭一】
アルゼンチン中部サンルイス州のアドルフォ・ロドリゲス・サア知事(正義党)が23日、臨時大統領に就任したことで、大規模騒乱に端を発した同国の政情不安は収拾に向かいつつある。しかし、経済改革を掲げる新大統領が、巨額債務問題の処理で、実際に債務支払い停止を断行すれば、国際通貨基金(IMF)からの反発は避けられない。
IMFは昨年末、同国に対して総額400億ドルの融資枠を設定、金融不安回避に向けた支援を行ってきた。新政権が返済不能を理由に、債務支払いを停止すれば、今月に予定されていた13億ドルの融資など、今後の追加支援が次々に凍結される可能性が強まる。新政権は、政策説明のため、代表団を近く、米ワシントンのIMF本部に派遣する意向だ。
一方、ロドリゲス・サア氏の党内基盤はぜい弱だ。同党では、党首のカルロス・メネム元大統領派と、2003年の大統領選を目指すエドワルド・ドゥアルデ上院議員派の確執が続き、党大会を別々に開く異常事態となっている。
(12月23日23:39)