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(回答先: 金融市場への影響は限定的・財務省幹部〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 24 日 11:41:28)
【ワシントン23日共同】
国際通貨基金(IMF)と米政府は、アルゼンチンのロドリゲス暫定大統領が23日に対外債務の一時支払い停止(モラトリアム)を宣言したことを受けて、同国政府から支払い停止措置の内容や債務の返済計画について詳しい説明を求める方針だ。事実上の債務不履行(デフォルト)状態となるのは必至で、混乱回避に向けてIMFを中心とした国際協調体制の確立を目指す。
米金融市場では、アルゼンチン国債のデフォルトの影響は限定的との見方が大勢だが、同国は「信認低下の極み」(日系エコノミスト)に陥っており、同国の企業や事業に対する投資縮小の恐れが出てきた。同国の通貨制度は、自国通貨ペソと米ドルを一対一で固定。通貨は外貨準備の範囲内でしか発行できず、対外債務の支払いには輸出や国外からの投資による資金流入で外貨を確保するほかない。