投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 27 日 13:39:02:
(回答先: 「首を落とされた鶏、消える前の蝋燭の炎」/オープニングコメント[FISCO] 2001/11/27 09:15:17 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 27 日 11:05:12)
27日の株式市場は、平均株価が1万1000円を挟んでもみ合っている。昨日、8月28日以来の1万1000円を回復したため、持ち合い解消売りや利益確定売りに押される場面も見られているが、下値ではしっかりとした買いが入っており、市場マインドは良好のようだ。大手銀行が不良債権処理額を積み増していることから、不良債権処理の進展を評価する動きが強まっているほか、米クリスマス商戦が好調なスタートとなったため、米景気の早期回復を期待する状況となっているようだ。また、ここ最近の円安基調も追い風として働いている。午前の平均株価の終値は、前日比62.62円高の1万1126.92円(出来高概算3億6000万株)。
米株高、円安基調を背景に、本日もアドバンテストやソニーなど値がさのハイテク株はしっかりとなっている。また、ソフトバンクは大幅高、アマゾンドットコムなど米ネット関連株の上昇が買い安心感を強めているようだ。中間期の増額観測が一部で報じられた三井鉱山、自衛隊の次期哨戒機・輸送機開発の主担当企業に指名された川重も高い。一方、大手銀行株は利食い売りが先行しているが、下値では買いが入るなど下げ渋る値動きとなっている。JR東日本などJR3社は、利食い売りから反落となった。