投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 10 日 17:50:23:
回答先: (記事)インフレ懸念(藤田田社長の見解記事より) 投稿者 踊る藁人形? 日時 2001 年 8 月 10 日 02:23:30:
「95年からデフレ経済が10年続くと言ってきたが、風向きが変わってきた。今のデフレは1年続くかどうか。外食産業の値下げ競争も長続きしないと思う」。日本マクドナルドの藤田田(でん)社長は10日の決算発表で、インフレが来るのもそう遠くないと、大胆に予測した。
同社は昨年2月からの平日半額バーガーで外食デフレ競争に火を付けた。だが「1ドル=125円の円安が続くと、105円当時に比べ、日本は石油を2割高く輸入することになる。政府が円安を放任するなら、必ずインフレが起きる」と指摘。さらに、「政府もデフレだと言い出した。言い出した以上、デフレ回避、調整インフレに入ってくる。デフレはそろそろ終わり」とも述べた。
しかし、マックの対応策については、「急に値段を上げる訳にはいかない。どうするか検討中」と”秘策”は明かさなかった。
同社は7月26日にジャスダック(店頭)市場に上場したが、公募価格4300円に対し、株価は5080円から3990円まで乱高下している。藤田氏は「他の新規上場会社で株価が3分の1になっているところもある。うちは大きなブレでない」と涼しい表情。
一方、吉野家が牛どんを400円から280円に値下げしたことについては、「ハンバーガー人口は増えており、よそがいくらでお売りになろうが、自由にやられたらいい。コメの販売は増えるだろうし、国にとってはいいこと。恐ろしいとか、心配と思ったことはない」と自信たっぷりだった。
【今沢真】
[毎日新聞8月10日] ( 2001-08-10-17:41 )