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(回答先: 肝障害さらに3人が発症(読売新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 7 月 13 日 15:04:33)
中国製ダイエット食品の服用者に肝障害患者が相次いでいる問題で、厚生労働省は12日、因果関係が疑われる3種類の商品のうち、薬事法で国内販売が禁じられた「未承認医薬品」に該当する2つの商品名を公表した。この2商品で計10人の肝障害患者が出ている。残る1商品についても、2人の症例が報告されているが、肝障害との因果関係が濃厚となった時点で公表する。
公表したのは、「御芝堂(おんしどう)減肥膠嚢(げんぴこうのう)」(発売元・広州御芝堂保健制品有限公司)と「繊之素膠嚢(せんのもとこうのう)」(同・広東恵州市恵宝医薬保健品有限公司)。御芝堂減肥膠嚢は、容器などに「減肥」の効能があると中国語で表示しているが、薬事法では、効能が表示できるのは、医薬品に限定している。また、繊之素膠嚢からは、医薬品にしか使用が認められていない「甲状腺ホルモン」や食欲抑制剤「フェンフルラミン」が検出された。
いずれも未承認医薬品にあたるため、個人が少量を輸入する以外は、国内での販売は認められていない。
同省には、昨年以降、全国の医療機関から、御芝堂減肥膠嚢で2人、繊之素膠嚢で8人が、肝障害を発症したとする医薬品安全性情報報告が届いていた。このうち、今年2月から約1か月間、御芝堂減肥膠嚢を服用した東京都内の60歳の女性が、急性重症肝障害に陥り、5月に死亡していた。
繊之素膠嚢をめぐっては甲状腺機能亢進(こうしん)症を発症する患者が出ているとして、同省は2000年12月と昨年6月、都道府県に監視の強化を指示していた。(読売新聞)
[7月12日14時37分更新]