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(回答先: 「やせる食品」輸出の社長、被害拡大示唆(読売新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 7 月 13 日 15:08:38)
07/13 16:11 英医師が3月に警告 中国製ダイエット食品 外信77
【ワシントン13日共同】中国製のダイエット用健康食品を服用
した日本国内の十二人が肝障害を発症、一人が死亡した事件で、英
国でも女性が同様の症状を訴えて入院、治療に当たった医師が三月
に、健康被害に対する警告を発していたことが十三日、分かった。
医師は、中国製健康食品中から、今回日本で検出されたのと同じ
食欲抑制剤フェンフルラミンを検出。「健康食品を利用する多くの
人が同様の症状を起こす可能性がある」と指摘していた。
米食品医薬品局によると、米国ではフェンフルラミンを含む食欲
抑制剤によって、心臓弁への副作用が見つかったとして一九九七年
に販売を禁止。
だが、日本では、フェンフルラミンを含む健康食品だけでなく、
中国製のフェンフルラミン自体が食欲抑制剤としてインターネット
で売られており、これらの教訓が生かされなかった。
問題を指摘したのは英・サウスエンド病院の医師グループ。四十
四歳の女性が高血圧やどうきなどを訴えて入院し、服用していた中
国製健康食品と尿から、高濃度のフェンフルラミンが検出された。
また、フェンフルラミンを含むやせ薬を飲んだ若い女性が中毒症状
で入院した例もあった。
医師チームは今年三月、これらの症例を学会誌に発表。行政によ
る検査と流通規制などを求めていた。
米国では医師の処方薬だったフェンフルラミンの販売を九七年に
禁止。また、発がん物質で腎臓に障害を与えるアリストロキン酸を
含むとして、中国製ダイエット食品などの販売禁止措置を取ったこ
とがあるという。
(了) 020713 1610
[2002-07-13-16:11]