(回答先: Re: 七三一部隊の亡霊が・・反省のないところに再び起きる事は 投稿者 虎蔵 日時 2002 年 3 月 24 日 15:16:09)
ここまで来たら皿まで。
今の医学界は動物実験にて新薬承認を得ている。(はずだが実際は人体実験でないと薬の功罪は判らないのだ)
世界各国で行われている動物実験による新薬開発がいかに非科学的であり無効なのかは「医療の犯罪」で医師たち1000人が証言している。
http://www.sanko-sha.com/home/books/item/135_3.htm
そこで、なぜ七三一部隊がアメリカに重用されたかということだが、それは七三一部隊による「人体実験」の資料が欲しかった為だろう。世界中でも人体実験は隠れた実験として行われているだろうがそれは大々的にやるわけには行かないのだ。
それを戦時中とはいえ、かの石井部隊は公然のようにやっていたのだから、その資料はのどから手が出るほど欲しいのは米国ばかりかソ連も同様であったらしい。
その目的は何かというと、表向きには人類の感染症からの予防研究である。しかし、本音は生物兵器としての軍部の要求の方がはるかに大きかったのであろう。
そうしてすでにタンソ菌などの研究もされていたというから、昨年のタンソ菌事件はきっとその研究の成果とその「脅しと恐怖」による「ワクチン接種」を狙ったものではないだろうか。
業界にとって、ワクチンは非常に儲けの多い商いネタになるからだ。政官民癒着などはどこの国でも平然と行われているからだ。それが無い方がおかしいと言われるほど、国民などはばかにされているものだろうが、それにも気がつかないのが国民なのだから、オメデタイでいつも済ましていられるかどうか。後の祭りはどこにでも起こるのだ。
「動物実験では判らない」というのは医学の常識であるにもかかわらず、それでも動物実験で薬の承認を得ようとしている矛盾は判ったが、それをすでに知っていた米国の軍部は「人体実験の効果」を欲しがったのであったのだろう。
そして、取引は行われた。
さらに部隊から日本の医学界のボス的存在になるべき人物が各大学を始めとして乗り込んでいった。
日本の近代医学のルーツはやはり七三一部隊からというのが真実に思えてくるのだが、これは考えすぎだろうか。
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http://www.ne.jp/asahi/tyuukiren/web-site/tuneisi_731.htm
人体実験のデータは計り知れない価値を持つであろう。すなわちわれわれやわが同盟国では動物についてしかそうしたデータは得られないのだから。また人間の病気についての病理学的な研究やその他の情報は、現在進行中の炭疽、ペストそれに鼻疽に対して真に実効の上がるワクチンの開発計画にとって大きな助けとなるだろう。
何故、当時米国で炭疽、ペストそれに鼻疽のワクチンの開発が行われていたのだろうか。これはそうした細菌を生物兵器として使用する努力が進行中だった、ということを意味しているだろう。
ヒルとヴィクターの調査はフェルの調査を受けて、「細菌戦研究施設から日本に送られた、人間から得た病理標本の調査」など、人体実験についてより詳細な情報を入手することだった。彼らのレポートの結語は次の通りだ。