(回答先: Re: 七三一部隊と医学界の結びつきは出来上がったネットワークか? 投稿者 寅蔵 日時 2002 年 3 月 30 日 07:35:55)
そこは何所か?
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人骨問題とは?
1989年7月22日、新宿区戸山の国立予防衛生研究所建設現場から、ほとんどが頭骨と大腿骨という多数の奇妙な人骨が発見されました。発掘にあたった戸山遺跡調査会は、人骨は埋蔵文化財ではないと判断し、警視庁牛込署に通報しました。
通報を受けた警視庁牛込署は、科捜研に鑑定を依頼、その結果は以下のとおりです。
1、個体数35体
2、死後経過年数20年以上
3、犯罪と認められる加害の証跡なし
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そこに陸軍軍医学校があった
人骨が発見された場所が「旧陸軍軍医学校」跡地であったということは、何を意味するのでしょうか。
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つまり軍医学校や防疫研究室があった新宿戸山という場所は「七三一部隊」をはじめとする戦時医学犯罪の拠点であったということです。
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東京都はその公開を拒んだどころか、存在すら認めていません。
この土地は元々陸軍軍医学校があった土地です。専門家や多くの市民は、発見当初から「七三一部隊」など戦時中の医学犯罪の証拠ではないかと疑いをもち、新宿区もそれらの声に答えて真相の究明を約束しました。そして、区長、区議会一体となって、厚生省に調査を要求、さらに独自鑑定に取り組みました。
ところが厚生省は、その声に答えないどころか、新宿区に人骨の速やかな焼却・埋葬を要求してきています
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これらの統括機関であった防疫研究室は、軍医学校の防疫部に設立され、大学の医学部など、当時の医学アカデミズムと七三一部隊などをつなぐ役割を果たしていました。
つまり軍医学校や防疫研究室があった新宿戸山という場所は「七三一部隊」をはじめとする戦時医学犯罪の拠点であったということです
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以上
http://www.t3.rim.or.jp/~jinkotsu/what.html
より
記事を読みますと「これは知られてはならない場所」なのであり、その背景も知られてはならない事なのでしょう。
都や国がそれを公表しないのはやはり権力がそこに働いているからです。権力を持つ側から実に都合の悪いことが知られてしまうからです。その都合の悪い事実はすでに掲載したものですが、それ以上に調べようと思えば即調べられるのがインターネット世界の登場です。
ゆえに繰り返しますが、「すべの責任は国民にあり」という事をよく認識しないと。いまこそ自分で事実を探り、そして隣に教えて行く。(と言うよりも単に知らせることで充分。教えるはちょっと強制的)
これによって私たちは何を学ぶのでしょうか?
それは渡したものを取り返すと言う事なのかも知れません。
虚構の権威から開放されると言う事かもしれません。
私たちはいかに「権威」という魔力から縛られてきた事か。
「権威」とは一人歩きした妖怪みたいな存在なのかも知れません。意外とモロイ存在なのかも知れません。これを崩すのは対抗する権威ではなく、技術でも計略でもありません。「真実」という「時」と共に現れるものなのでしょう。
それ(権威)を作ってきたのは国民一人一人の「思い」なのでしょう。
だから自分の「思い」から切り替えていく事が真実を探り出せる鍵になりそうです。