(回答先: Re: 「メナム政権の改革の大部分は間違っていなかった」では議論は無駄だと思います 投稿者 あっしら 日時 2002 年 4 月 15 日 18:21:19)
あっしらさん、こんばんわ。
>中低所得者減税を行いGDPの60%を超える個人消費の総需要を拡大しない限り、国内向け投資もそれほど行われません。
低所得者減税を自民党政府はやりましたけれど、あまり効果はありませんでした。
>しかし、改革が始まった91年に6.9%だった失業率は、95年に18.4%になり、今回の経済破綻時点では25%を超えたのです。
5000%のインフレでも、多くの人が就業でき最低限以上の生活を維持できるなら、0%のインフレで、多くの人が失業し生活不安に陥るよりましだと思っています。
5000%のインフレを10年続けると97656兆2500億分の1の貨幣価値になってしまいます。日本円に直すと1万円札を月へ往復するよりも高く積み上げて飴玉1個も変えなくなってしまいます。
メナム政権の直前にはひと月に200%のインフレだったといいますから1年で4096分の1の貨幣価値になってしまいます。それを止めたのだから、それだけで価値ある政権といわざるを得ません。
ラテンアメリカでは失業者が多いのが普通でボリビアでは80%の失業率といいます。それよりは良い失業率です。
アルゼンチンの企業は数多くの余剰人員を抱えていたので、不要人員を失業させないと会社全体がつぶれてしまって、失業者をより多くさせたでしょう。
アルゼンチンは外国の後進国に比べて給料が高く、多くの人員を雇えるほど企業が繁栄しなかったのでしょう。
>『日本経済は「管理されたダラダラ恐慌」状況』
http://www.asyura.com/2002/hasan9/msg/134.html
保存して見ることにします。
>しかし、外国の資金に依存せず、国際競争力を維持した生産活動力もあるので、米国より“安全度”が高いと思っています。
アメリカへの投資は止めてヨーロッパへの投資をすることにします。自分のわずかばかりの小銭を。