今、北海道小樽市で日本人の外国人差別のことで問題になっている。例えば、共同浴場にて外国人立ち入り禁止をしたことによる事件です。この事件は日本人の本質をかたっている。
日本人の特質は、他人の庭には平気ではいるが、自分の庭にはいると制約をつけ、阻害しようとする習慣がある。米国に侵入する企業は多いが米国から進入しようとすると抵抗する今の経済社会と同じである。
外国の企業に入社するといろいろハンデはあるが、昇進は基本的には能力である。しかし、日本の会社・大学では外国人が出世することは難しいし、かつほとんど無理である。また、採用する会社も少ない。大学にいたっては、講師どまりで助教授や教授になることは国立大学ではほとんど無理である。
製造業では、日系ブラジル人がかなり多く働いている。しかし、彼らの管理職はポルトガル語は話すことはできないし、また、彼らの言葉を勉強しようともしない。また、日本語をかれらに教えようともしない。
日本人は、戦後めまぐるしい発展を遂げたが、これはすべていい相手に負けたからである。また、勝利国は日本みたいなチッポケナ国をある程度無視してくれたおかげでもある。
米国ではインターネットのホームページを英語とスペイン語と両方できている。日本人も現在すんでいる外国人を差別するのではなく受け入れようとする考えで接していかなければならないと思う。