投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 15 日 13:50:06:
回答先: ロシア原潜、乗員救出難航 (CNN.co.jp) 投稿者 gaattc 日時 2000 年 8 月 15 日 13:19:19:
【モスクワ14日=高木桂一】
北方艦隊の大型原子力潜水艦「クールスク」が十四日、バレンツ海沖で演習中に水中で何かに衝突、水深約百十メートルの海底に沈没する事故が発生した。北方艦隊に所属する空母を現地に派遣、五十二人の士官を含む乗員百三十人の救出作業を進めているが、クロエドフ海軍最高司令官は「状況は極めて深刻で良好な結果はあまり望めない」と語った。
原潜は核兵器を搭載しておらず、稼働を停止させた二基の原子炉からも放射能漏れなどの事故は起きていないという。
原潜が沈没した原因について、海軍報道官は水中で大きな物体と衝突したためとしている。同報道官によれば、原潜の乗員とは連絡がとれる状態にあるが、原潜には海水が徐々に入っており、乗員の安否が今後、気遣われるという。報道官は「偵察航行中の北大西洋条約機構(NATO)加盟国の潜水艦と衝突した可能性は否定できない」と指摘した。
タス通信は海軍筋の話として同艦と衝突した外国潜水艦が損傷を受け、現場近くにいる可能性があると伝えた。
沈没した原潜「クールスク」は、水上排水量一万四千七百トン、潜航排水量二万三千八百六十トン、水深五百メートルの航行が可能だった。一九九四年に進水した比較的新しい原潜で、巡航ミサイル二十四機を搭載し魚雷も装備されていた。
ゴルバチョフ政権下の八九年四月、バレンツ海を航行中のソ連海軍の原潜「コムソモーレツ」が火災を起こして千五百メートルの海底に沈没、六十九人の乗員のうち四十二人が死亡している。