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回答先: 火星の水、塩分多かった=いん石の分析で判明−米チーム(時事通信) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 6 月 24 日 12:12:19:
2000.06.24 Web posted at: 8:02 AM JST (2302 GMT)
ワシントン(ロイター) アリゾナ州立大学とロス・アラモス国立研究所の科学者チームは23日、「地球と同様に、火星上にも塩分を含有した海が存在した証拠を発見した」と発表した。これは22日の「火星上に水が液体として現存する可能性を示す地形を発見した」という米航空宇宙局(NASA)の発表に引き続くもので、今後の火星探査の研究テーマは一層広がりそうだ。
今回、研究チームが分析したのは、12億年前に形成されたものと見られる、1911年にエジプトに落下した隕石。海水の蒸気が堆積してできたと見られる水溶性イオンを検出した。
研究チームのカールトン・ムーア氏は、「検出されたのは、火星に存在した水に含まれていた塩分と結論付けた。発見された塩分は、地球上に存在する海に含まれる塩分に極めて近いもの」としている。さらに、「火星の初期の海水が、現在の地球の海水に類似しているということは、地球が誕生したころの海水と現在の地球の海水に類似性があるだろう」と話している。
科学者たち定説では、火星が数十億年前、温暖で湿潤だったころは「海」が存在したが、気候の変化とともに、「海」の水は干上がったとされていた。今回の発見は、その定説を裏付けることになる。