Tweet |
回答先: GNUTELLAダウンロード 投稿者 ★阿修羅♪ 日時 2000 年 5 月 23 日 13:40:22:
通常、★阿修羅♪掲示板グループのMLは投稿確認のためだけに使用しているのですが、MLにレスがありましたので、こちらに転載します。
佐藤さん>今後は、掲示板の方にどうぞ。
メーラーで返事をしても、掲示板には掲載されません。
-----------------------------------------------------------
陰謀王子☆彡さま
「ゲノム科学時代の新たな電脳ウイルスの予兆……」に
コメントをいただき、ありがとうございます。
長文で散漫な文章にくわえ、文字化けもあり、
よみづらい文章にお付き合いいただき感謝いたします。
陰謀王子☆彡さまのご指摘――
>
> ゲノム、ウィルス、セレラ社といえば、
> このお方もお忘れなく。
>
> レトロウィルスを操って遺伝子を弄くる現代の黒魔術師、
> パスツール研究所教授、フランソワーズ・バレシヌシ!
>
../../bd6/msg/956.html
>
彼らは、エイズなんかも操れるそうです(^^;)
この956番のご投稿を、拝読し、
この方面にご関心のある方が「阿修羅ML」におられることを
うれしく感じ、なおかつ、少年犯罪をめぐる議論でも
パスツール研究所に言及されていることから、
私もこの方面について、なにか分かったら
このMLでご報告できればと思います。
●パスツール研究所は80年代に、日本支部をたしか京都に作っています。
パスツール研究所で「エイズウイルス」――フランスでは
当初「LAV」と呼んでいました(ちなみに米国のギャロらは
「HTLV-3」と呼んでいたが、国際的に「HIV」とすることで
文字通り政治決着して現在に至っている)――を発見したのは、
リュク・モンタニエという科学者のチームでした。
モンタニエは、「HIV=エイズの単一病原体」説には否定的で、
他の病原体や薬害などの複合汚染による“多要因説”を主張しています。
ちなみにモンタニエが「エイズ発症要因」として
重視しているのは、マイコプラズマで、
この疑似細菌――マイコプラズマは
細菌特有の細胞壁がない――は、
肺炎や性行為感染症を起こすありふれた病原体ですが、
最近では中枢神経に感染して痴呆症を起こす可能性が
指摘されているし、湾岸戦争症候群の患者から
「HIVの遺伝子を組み込まれたマイコプラズマ」が
検出されたという報告もでています。
(ただし、私はまだその学術論文を読んでいない。
この疑惑についてのダイジェスト訳本が、
太陽企画出版――だったかな――から
出ています。タイトルは忘れましたが
『湾岸戦争は生物兵器の実験場だった』
といった感じのもの
でした。)
HIVもそうですが、マイコプラズマも、
感染すると、宿主(感染をうけた個体)に
爆発的な免疫反応を引き起こすことが、
ごく最近(1990年前後ですが)分かってきました。
そういう性質を「スーパー抗原」性と呼ぶのですが、
この特性によって、免疫系全体の働きが
大きく攪乱[かくらん]され、
正常な働きが出来なくなってしまいます。
昨今の多くの「難病」は、免疫系が
自分の組織を攻撃しはじめるという
自己免疫疾患が大部分なのですが、
「スーパー抗原」は自己免疫疾患の誘因としても
注目されています。
道徳めいたことを言うつもりはないのですが、
性的に活発な生活をしていれば、
(あるいは海外での如何物食いなども)
たとえHIV感染を免れたとしても、
各種の病原微生物と接触する機会が増えますから
免疫系の攪乱や、組織全体の退縮(変性)が
助長され、慢性病や「難病」、老化の
危険性が著しく高まります。
道徳観念うんぬんよりも、まずもって衛生観念が欠落した
昨今の青少年&おとっつぁん、おっかさんが
援助交際・不倫・乱交の果てに行き着くのは
かなり凄惨な“生き地獄”だと覚悟しておくべきで
しょうな。
●パスツール研究所では、80年代の後半に
遺伝子組換え実験棟で、きわめて珍しい癌が集団発生し、
何人かの研究者が連続して怪死するという
大スキャンダルがありました。
原因調査委員会もできたのですが、
うやむやのまま、立ち消えになりました。
●下世話な噂としては、
「高倉健は同性愛者で、エイズにかかり、
お忍びでパリに行き、パスツール研究所で
化学療法を受けている」という
デマが流れたこともありましたよね。
●今回の一連の少年犯罪には
河合隼雄のようなユング派の精神分析家が
入り込む余地はないでしょうが、
1984年に筑波大学でこっそりと開かれた
日仏合同シンポジウム『科学技術と精神世界』は
フランスからは国営第2放送(アンテーヌ・ドゥー)が
共催者として参加し、多くのフランス人学者も参加したし、
たしか同年、京都では高野山サミットというイベントや、
トランスパーソナル学会の旗揚げが行なわれています。
84年は、首相だった中曽根が唐突に
「生命倫理サミット」なる“国際賢人会議”を
開いた年でもあります。
それから数年後、中曽根は後任首相決定の際に、
庵にこもって河合隼雄の本を読んでいたことが
当時の新聞に報じられていました。
(筑波のオカルト・シンポジウムの件は
拙著『現代医学の大逆説』、【工学社、2000】に
概略を紹介してあります。
また、同シンポの会議録は、竹本&湯浅共編で
青土社から『科学技術と精神世界』という
全5巻もの――だったかな――が出ましたが、
これはもう絶版かも知れません。)
パスツール研究所と
日本の青少年対策がらみの「精神医学」は、
京都、河合隼雄、中曽根康弘(現文部大臣のおやじ)
という接点を持つのかも知れません。