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森喜朗首相は3日夜、奈良市で行われた自民党奈良県連・緊急総会でのあいさつで、総選挙の結果により、共産党が政権入りした場合について「どうやって日本の国体を守ることができるのか」と述べた。戦前の天皇を中心とする「国体護持」などに通じる言葉であり、「神の国」発言に次いで、野党から批判が出るのは必至だ。
首相は、あいさつで「きょうラジオで共産党の志位(和夫・書記局長)さんが、『自公保をつぶすため、野党は連立しないといけない』と言っていた。民主党は共産党と組むのか、と言いたい。共産党は、綱領は変えないというから、天皇制も認めないでしょうし、自衛隊は解散しかない。日本の安全を、日本の国体をどう守ることができるか。民主党は困っているでしょう」と語った。
[毎日新聞6月3日] ( 2000-06-03-22:27 )
★天照皇大神から日本国の統治を委託された神道司祭である天皇家を中心とした擬制家族システム=国体を守るといいながら、国立戒壇設立を目指す某宗教政党と連立政権を組む不自由民主党の奇奇怪怪。全く森という男は憂国のふりをしながらつくづく底が浅い男よ。