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06/29 16:36 活動家ら3万人集結へ 仏のマック破壊裁判 外信60 #01
【パリ29日共同】ホルモン肥育牛肉をめぐる欧州連合(EU)
と米国の農産物貿易紛争で昨年八月、フランス南部ミヨーのハンバ
ーガー店マクドナルドを「米国の象徴」として破壊、器物損壊罪な
どに問われたジョゼ・ボベ被告(47)ら十一人の公判がミヨー軽
罪裁判所で三十日、開かれる。
「グローバリゼーション(経済の世界市場化)との闘争」を呼び
掛けたボベ被告の主張は国境を超えて共感を呼び、支援者らは「市
場万能主義を問う裁判」と位置付けている。人口二万のミヨーに、
昨年十一月の世界貿易機関(WTO)のシアトル閣僚会議に匹敵す
る三万人以上の活動家が集結する。
弁護団によると、判決は七月一日午後言い渡される予定。
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(続) 000629 1636
[2000-06-29-16:36]
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06/29 16:36 活動家ら3万人集結へ 仏のマック破壊裁判 外信60 #02
EUによるホルモン肥育牛肉の禁輸措置を違法と裁定したWTO
と、欧州産の高級農産物に高率関税制裁を科した米国に抗議するボ
ベ被告ら中小農家組合「農民同盟」のメンバーらは昨年八月十二日
、建設中のマクドナルドの工事現場に侵入、柱や壁などを破壊した
。
その後も「フォアグラの国にホルモン肥育牛肉はいらない」との
スローガンに賛同した農民らが全国約百カ所のマクドナルドで店内
に肥料をまくなど「闘争」を拡大。
ボベ被告は保釈後シアトルに渡り、WTOに対する数万人規模の
抗議デモに参加、「新しいフランス農民」として人気を集めた。
(了) 000629 1636
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[2000-06-29-16:36]