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06/24 22:54 反政府行動で政協解任か チベット仏教の高位活仏 外信83 #01
【北京24日共同】新華社電によると、中国の国政助言機関、人
民政治協商会議全国委員会(全国政協)常務委員会は二十四日、チ
ベット仏教ゲルク派高位の活仏アギャ師(49)=中国仏教協会副
会長=を全国政協常務委員と委員の両職務から任期半ばで解任した
。
アギャ師は中国政府寄りの重要な活仏で、青海省の名刹(めいさ
つ)タール寺を主管。解任の理由は不明だが、任期途中の解任は異
例で、何らかの反政府行動の責任を問われた可能性もある。
チベット仏教に詳しい消息筋は「中国の対チベット統一戦線工作
のかなめのアギャ師が失脚したとすれば、中国のチベット政策の見
直しを意味する重要な出来事」と指摘した。
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(続) 000624 2254
[2000-06-24-22:54]
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06/24 22:54 反政府行動で政協解任か チベット仏教の高位活仏 外信83 #02
中国政府は、高位の活仏カルマパ十七世が今年初めひそかにイン
ドへ出国後、チベット仏教界への締め付けを強化し、インド亡命中
の同教最高指導者ダライ・ラマ十四世(ゲルク派)との対立が激化
している。
タール寺は、ゲルク派の創始者ツォンカパを祭った寺で、中国六
大チベット仏寺の一つ。ダライ・ラマ十四世もかつてタール寺で修
行したと言われる。
アギャ師は青海省出身のモンゴル民族。チベット自治区で修行後
、青海省に戻ってタール寺管理委員会主任となり、一九九三年三月
から全国政協委員、九八年三月から同常務委員を務めていた。
(了) 000624 2254
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