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参院議員秘書、大学入学あっせんで500万円
日本歯科医師会長だった中原爽参院議員(自民・比例)の公設秘書(当時)
が1997年、北関東在住の男性から息子の私大歯学部入学をあっせんしてほ
しいとの依頼を受け、500万円を受け取っていたことが8日、分かった。白
川勝彦代議士(自民・比例区北陸信越ブロック)の事務所を通じて依頼を受け
た。息子が不合格となったことから、男性と両議員側でトラブルとなっていた。
両議員の事務所や、両議員の秘書の代理人を務める弁護士によると、この男
性は97年11月、衆議院議員会館内の白川氏の事務所を訪れた。相談を受け
た白川氏の秘書は歯学部入試の情報も知識もないため、中原氏の秘書を紹介。
その際、男性から菓子折りと経費10万円を受け取った。一方、中原氏の秘書
は、推薦入試を有利にするために大学関係者に渡す資金として500万円を受
け取ったとされる。
同月末の入試結果の発表で、受験生は不合格となった。中原氏の秘書は男性
に500万円を返そうとしたが、受け取らなかったため、依頼者の知人に返却。
白川氏の秘書も10万円を別の知人に渡したという。
男性側が納得しなかったため、両議員の秘書は弁護士を通じて男性に対し、
「中原議員と相談のうえで大学関係者に口添えしたが、『点数が足りず、無理』
と回答があった。預かり金は大学関係者に渡した」などとする文書を送ったと
いう。この文書について、秘書の弁護士は「当初から議員は関与していなかっ
たが、相手が納得しないようだったので、関与したという内容の文言を入れた」
と説明している。
しかし、この文書を渡した後、中原氏の東京都内の自宅周辺などで、政治団
体の街宣活動が始まり、両議員側は3度にわたって中止を求める仮処分申請を
し、警視庁にも告訴の相談をしたとしている。
この件で中原氏の事務所は「議員はまったく関与していない」としている。
一方、白川氏の事務所では「善意の気持ちで紹介したが、結果として大事な入
学の話であり、誠に軽率だったと反省している」とのコメントを出した。
(22:02)
http://www.asahi.com/0508/news/national08036.html
> しかし、この文書を渡した後、中原氏の東京都内の自宅周辺などで、政治団
> 体の街宣活動が始まり
それにしてもすべてが絶妙のタイミングですね。
この記事にしても。
また朝日のトップはこれかな?