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回答先: 白川氏攻撃ダイナミックキャンペーン第二段? 投稿者 眼狐 日時 2000 年 5 月 09 日 01:50:48:
5月9日(火) No.50 (後半)
昨日の『読売新聞』のトップ記事について
昨日の『読売新聞』一面トップ記事と社会面大トップ記事を見て,家内など
は腰を抜かしてしまいました。しかし、私は連休前に目のつりあがった読売新
聞大阪本社社会部の記者二人から、取材がありましたからある程度は覚悟して
いましたが、まさか一面と社会面のトップとは思いませんでした。しかし、こ
ういうことにはもう慣れましたので、
「ヘェー、『読売新聞』までが・・・・・?」
という感想しか正直いって湧いてきませんでした
だって、このことはある政治団体の街宣車が、中原参議院議員が確か理事長
をしている歯科大学の周辺を平成10年2月末から3月ころと平成11年1月ころか
ら3月ころの2回にわたり執拗に騒ぎまわり、このことに困り果てた関係者が警
察と弁護士に相談し、すでに一件落着していることだからです。
また昨年の7月ころ、この件について私にも取材がありました。私は街宣車
騒動のとき、この件に携わった秘書からあらましは聞いており、その陳情処理
に問題はないと思っておりましたので、私が伝聞で取材に応じるより直接私の
秘書から聴いて欲しいといい、当時その秘書は読売新聞の記者の取材に応じ、
事実関係をちゃんと話しているからです。
その概要は、私の秘書によれば以下の通りです。
去る平成9年11月、受験生の父親から知人及び白川代議士の支援者を通じ、
私立大学歯学部の推薦入学についての問い合わせがあり父親と面談した。
父親からは「親族が歯科医師であることが試験に有利だとの情報もあるが
なにか方法は無いものか?」との話であった。わが方はそれらについて
何の情報や知識もないので、中原参議院事務所の秘書に紹介をした。
その際、父親から菓子折りと経費として10万円が渡されたが、その後、
支援者を通じて返却した。その後の経過については関与しておらずわか
りません。尚、この件に関しては事務所の一存により処理したものであり、
白川代議士は全く関与していません。
今回報道されたことは、昨年の夏の時点で読売新聞はそのほとんどを知って
いたはずです。それが、なぜいま、かくも大きく?というのが私の率直な感想
です。これが社会正義だというのであればどうぞお好きにという感慨しかあり
ません。
また私に頭を下げろとでもいうんでしょうか。政治家は何をいわれても何を
やられても、頭を下げろとでもいうんでしょうか。政治家は乞食じゃありませ
ん。言いたいことはいうし、言わなければならないことはいわなければならな
いと思っています。
この関係者2人と私の秘書が面談したのは、私の20年来の公私にわたって
たいへん親しい後援者の紹介があったからです。ただ私の秘書は、歯科大学の
推薦入学のことなどまったく知識も知り合いもいないものですから、当時歯科
医師会の会長で自由民主党の参議院議員である中原先生の秘書と面識があった
ものですから、この秘書を紹介することが一番いいと思い、紹介したというも
のです。このどこがいけないというのでしょうか?
私は適切な処理だったと思います。私や私の事務所も、私が得意とする自治
省や郵政省に関する陳情を他の政治家の事務所からいっぱい頼まれます。
これをどう処理するかは私どもの責任です。もし、私や私の事務所が仮に不
正なことを行ったとすれば、それは私や私の事務所の責任であり、その案件を
紹介した政治家や政治家事務所の責任になるとは思いません。
私の秘書は、中原参議院議員の秘書がこの件に関しどのように当時処理され
たか、まったく知らなかったし知らされてもいませんでした。そういうものだ
と思います。『読売新聞』を読むと、この件の実態をもっとも知っている中原
参議院議員の元秘書は「ノーコメントです。白川事務所に聞いてください。」
といっているようです。私の秘書は、自分で知っていることや自分でやったこ
とは、昨年の7月ころにも、この 4月28・29日にも記者の取材にに対してきち
んと話しております。
以上が『読売新聞』のトップ記事についての経過と事実の概要です。いろい
ろとご心配やらご心痛をおかけいたしますが、私たちを超えたところでいろん
なことが次々と起ります。それが何であるかを断定することはいまの時点では
できません。ただ真実を知っていただき、ご理解をいただければ幸いです。
16:40 議員会館にて (白川氏の署名)