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回答先: スターウォーズと最終戦争 オウム真理教科学技術大臣村井秀夫の生と死と秘密兵器研究 3 投稿者 全 文 日時 2000 年 3 月 24 日 04:44:59:
オウムのメンバーは村井に、テスラの最も重要な文書の多くが合衆国
政府によって没収されており、機密のままになっていると報告した。
そしてテスラの名前は、日本ではほとんど知られていないが、旧ソ連
と東ヨーロッパの科学者には周知の名前であることも。日本の科学者
は、要するに、21世紀から締め出されていたのだ。
しかし完全に締め出されていたわけではなかった。1980年代末、アル
メニア地震後、ソ連と日本は共同の地震研究プロジェクトを作った。
官僚を含んだある会合において、ソビエト側が日本に地震を引き起こ
すことのできる技術を売ると申し出た、といううわさが東京で広まっ
ていた。この最初の申込み後、この主題のすべてが極秘となったよう
だ。会合に出席した人たちは証言を覆し、そのような申し出がなされ
たことを否定した。そして、それ以上の言及は、それ以来今までなさ
れなかった。
1995年1月8日――阪神大震災の9日前――グル麻原彰晃はラジオ放
送で、神戸での地震が迫っていることを予測した。「1995年、日本に
地震が起こる。いちばん危険なのは神戸」
村井が4月7日の外国人記者クラブで主張したように、ある機械が神
戸地震を起こしたのか? 地震兵器についての質問に彼は答えた。
「神戸では地震前に、いくつかの要因がありました。大規模な建築物
(新しい超巨大橋、超高層ビル、港湾施設)、地震の直前に空に光っ
た(ピンク色の)発光現象、強い電磁気の観測が記録され、月と太陽
の潮汐力が最大となっており、地中からのラジウム放射密度が上昇し
てから消えた」と、外国人記者クラブで彼は述べた。「電磁力を使っ
て地震を活性化させた、あるいは誰かが地中で力を起こす装置を使っ
たという強い可能性がある」
この調査の線に沿って、もし我々が仮説的に自然の地震を割り引いて
考え、地震が人工的に誘発された可能性を受け入れるなら、2つの筋
書きが突出する。神戸は、ロシアあるいは合衆国政府――あるいはこ
とによると北朝鮮――によって意図的に破壊された。あるいは、阪神
大震災は、偶然の電磁気の放電によって引き起こされた。
オウム真理教は前者だと考えている。神戸地震は戦争行為であり、19
45年に広島に原子爆弾が落とされ、長崎にはプルトニウム爆弾が落と
されたのと同じく、広域被害における実地実験であった、と。彼らは
アメリカを指さす。以下は『日出づる国、災い近し』からの引用であ
る。“「おりしも」(1995年1月17日)大阪では日米防災会議が開か
れていた。つまり、地震などの防災の専門家が集結していたのだ。彼
らは震災後すぐに神戸入り……。震源地に隣接する大阪で、地震発生
まで「待機」していた彼らには、地震発生「予定」日がわかっていた
のだろうか。” オウムは結論づける。“神戸は、まさに「不意打
ち」を食らったかたちで被害を受けた。しかも、阪神地域は狭い範囲
にあらゆる都市機能を備えている。東京などの大都市に対する地震兵
器攻撃のシミュレーションを行なうには、最適の場所であった。まさ
しく、神戸は実験台にされるのにふさわしい場所であったといえよ
う。”
この異様ともいえる理論を裏付けるものは――神戸地域は野党社会党
の砦であり、政治的な理由のために、その大惨事は村山政権を害する
のに役立つであろう(村山富市首相は社会党員であった)。神戸の数
十億ドルの港は、ドイツでのドイツマルク債券発行で資金調達された
ため、神戸に対する破壊的攻撃は、再び出現しつつある日独経済枢軸
を混乱させるであろう。神戸は強力なヤクザが影響しているために日
本で最も無防備な銀行の中心地だったため、日本金融システムのアキ
レス腱であった。アメリカはそのような不道徳な犯罪を犯すであろう
か? 日本人の想像では、原爆を落とした国なら何でもやれる。
この理論の変形版も考えなければならない。日本に障害を与え、合衆
国をオウムのプロパガンダ・キャンペーンを通してスケープゴートに
するために、ロシアあるいは北朝鮮が神戸に対して電磁兵器を使用し
た(麻原のもっと激しい予言の多くは、早川紀世秀がピョンヤンとモ
スクワを訪問したあとの時期になされている)。オウムは神戸を震央
とする同心円の描かれた地図を掲載していた――しかしその地図は朝
鮮半島全域をも含んでおり、何らかの重要な関係を示している。
他の可能性として、神戸は電磁力の意図的ではない放出の犠牲となっ
たのかもしれないということである。条件は人工地震にとって理想的
であった――狭い海岸に沿って平行する二つの断層、丘のダム(地震
学者はいくつかの震動をダム建設が原因としている)、六甲山の岩を
くりぬいた高性能の新幹線トンネル、淡路海峡を横切って建設されて
いる大橋(震央)、神戸湾の人工島の上に送電線の束と深い鉄の基礎
杭。神戸に必要なものはすべて、引き金を引きえるものであった。
1995年までに、神戸製鋼研究室は――おおつき断層に沿った神戸の海
岸地区に位置している――意図的ではなしに地震震動を引き起こしう
る十分なエネルギーを放電させたかもしれない。電磁ビームと鋼の常
温形成のために使われた機器構成は、事実上、ソビエトの地震兵器と
まったく同じである。唯一の相違は出力レベルであるが、1995年まで
に神戸製鋼は十分強力なエネルギーブースターを獲得していたかもし
れない。