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03/19 15:06 法王がきょう聖地歴訪 和平の雰囲気づくりに期待 外信17 #01
【ローマ19日共同】ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が二十日、
イエス・キリストゆかりの地を巡る旅に出発する。中東聖地巡礼は
法王の長年の念願であり、キリスト生誕二千年祭最大の行事の一つ
。イスラム、ユダヤ両宗教や各国の指導者との対話を通じ、中東和
平へ向けた雰囲気づくりも期待されており、法王の九十一回の外遊
の中でも重要な意味を持つものになりそうだ。
法王は既に二月下旬にエジプト・シナイ半島の聖地を訪れている
が、キリストゆかりの地に足を踏み入れるのは今回が初めて。二十
一日までヨルダンに滞在した後、二十六日までイスラエル、パレス
チナの多くの聖地でミサと祈りを重ねる。
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03/19 15:06 法王がきょう聖地歴訪 和平の雰囲気づくりに期待 外信17 #02
先々代のパウロ六世が一九六四年にヨルダン領東エルサレム(六
七年にイスラエルが併合)を訪れており、ローマ法王の同地訪問は
約三十六年ぶり。
法王は二十日、ヨルダンのアブドラ国王、二十二日、パレスチナ
自治政府のアラファト議長、二十四日にイスラエルのバラク首相と
それぞれ会談する。
宗教関係では、現地の東方正教会やプロテスタント、イスラム教
、ユダヤ教の各指導者とも会談。ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」でユ
ダヤ教のラビ(指導者)とともに祈る。
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03/19 15:06 法王がきょう聖地歴訪 和平の雰囲気づくりに期待 外信17 #03
法王庁報道官は宗教的な訪問と強調。分裂しているキリスト教各
教会の和解、イスラム教、ユダヤ教との相互理解と対話を重要な訪
問目的に挙げている。
また、法王は中東の持続的な平和に向けた三宗教の影響力を重視
しており、今回の訪問が和平実現への雰囲気づくりに貢献できるよ
う希望していると述べた。
(了) 000319 1506
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