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回答先: キルギス 仲介活動で「時の人」に 人権活動家のアクノフ氏 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 18 日 10:01:00:
◎☆人質解放、第３国で交渉へ 仲介役近くビシケク出発
【ビシケク１９日共同】キルギスの日本人技師拉致（らち）事件
で、キルギス政府当局者は１９日、イスラム武装勢力との仲介役を
務める人権活動家アクノフ氏が、人質解放に向けた同勢力最高指導
部との交渉を今週前半にも第３国で行う見通しであることを明らか
にした。
交渉には武装勢力の最高指導部である原理主義組織「ウズベキス
タン・イスラム運動」の指導者が参加する予定で、アクノフ氏は手
続きが完了次第、ビシケクを出発するという。
また、キルギスのトポエフ国防相とウズベキスタン軍のカスイモ
フ参謀総長が１８日に秘密会談し、イスラム武装勢力掃討に向けウ
ズベキスタン側が兵器だけでなく兵員の支援も行うことで合意した
ことが明らかになった。
兵員支援の具体的時期や規模は不明だが、アクノフ氏を通じた人
質解放の非公式折衝が失敗した場合の武力作戦の準備をキルギスと
ウズベキスタンが合同で進めている可能性がある。
第３国に出発する予定のアクノフ氏は「交渉で合意に到達できる
と思う」と自信を示しており、この交渉で合意できれば、発生から
ほぼ１カ月を迎えようとしている拉致事件は人質解放に向け大きな
ヤマ場を迎えることになる。
同氏は１４日、キルギス南部ザルダリで同勢力のアブドラフマン
指揮官と接触した際、人質を無条件で解放するとの指揮官の個人的
同意を取り付けた上で、最高指導部と近く会談することで合意して
いた。 （了）
［共同 ９月２０日］ ( 1999-09-20-07:04 )
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