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◎コンゴ停戦、全当事者調印 1年間の戦闘に終止符へ
【ヨハネスブルク31日共同】コンゴ(旧ザイール)紛争で反政
府側の中核となっていたコンゴ民主連合(RCD)は31日、調停
国ザンビアの首都ルサカで停戦協定に調印した。
RCDは、イルンガ現議長派とワンバ・ディア・ワンバ前議長派
の主導権争いで調印が遅れていたが、両派ともに調印に加わった。
これで紛争の全当事者が停戦協定に調印したことになり、昨年8
月に始まった戦闘は、24時間以内に停止されることになる。今後、
平和維持部隊の派遣など和平に向けた動きが本格的に始まることに
なる。国連は近く、コンゴ、ルワンダの首都などにとりあえず連絡
将校を配置する予定。
協定は同部隊派遣などのほか(1)外国軍のコンゴからの撤収
(2)停戦監視のための合同軍事委員会設置(3)各勢力の対話実
施−−などから成る。
これまでにコンゴ、アンゴラ、ジンバブエ、ナミビア、ウガンダ、
ルワンダの6カ国と、反政府勢力の一派であるコンゴ解放運動(M
LC)が調印を済ませている。 (了)
[共同 8月31日] ( 1999-08-31-23:31 )