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回答先: 小林教授 投稿者 土木の学生 日時 1999 年 7 月 30 日 13:21:07:
> コンクリートは作る場所や環境を考え色々な原料を混合して作っているためそれぞれに性質は異なる。
> 一斉に壊れることは無い。
ここで語られているのはいわゆる「海砂問題」だけではない
> もう一つは、コンクリートの成分として必要なアルカリ成分が濃縮され、
> 強アルカリ化することで逆に劣化を促進してしまうこと。「六五−七五年
> にかけてセメントの製造方法が変わったことが大きい。省エネ化や量産化
> を狙った新しい製造方法では、製造工程でアルカリの循環が行われ、濃縮
> されるといわれる」
アルカリ反応は化学現象であるため70年代以降の新製法コンクリート
ではどれにでもおこりうるということだ。
もう一度おちついて引用文をよく読んでみなさい
> まだコンクリートが開発され現代のようになってから100年余り、200年と言う耐久性は実証されていない。
字が読めないのか?
> 強アルカリによるコンクリート劣化を、欧米では「コンクリートのがん」
> と表現しており、七〇年代にはドイツや英国、カナダ、デンマークなどで
> も被害が生じていた。
耐久性が実証されていないからこういう事態がおこったとでも(笑)
ちなみに耐久性の実験に関しては素材研究が進んだ結果いろいろ検証
されてきている。結果として
> 小林教授は強アルカリによるコンクリートのひび割れ発生について
> 「いつ発症するかを知るのは困難で、いったん発症した場合、これを止め
> る手だてがない」
こういう結論に達している。
そして、この間山陽新幹線でおこったコンクリート片落下事故が
もしコンクリート建造物である原子力発電所でおきたらどうなる?
仮にそこまでのカタストロフィはおこさなくとも
50年で減価償却するはずのビルが30年でダメになってしまえば経済的
被害は甚大だ。
「土木」なら「建築」ほど慌てないというオチなのか?
ふざけてる場合じゃないぞ
これはこどもの積み木の話をしているのではない
もう少し真面目に考えて欲しい。