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回答先: そう言うアンタもそれじゃ落第だ(苦笑) 投稿者 小林教授のがっくせい 日時 1999 年 8 月 02 日 10:46:06:
> コンクリートの中性化の意味について勉強しなさい。
> 中性化によるコンクリートのひび割れの主な原因は
> 中性化した層にある鉄筋が錆びることによって膨張、
> コンクリートに亀裂を生じさせ、そこに雨水や大気が
> 入り込み劣化を早めてしまう。
> だから欧米では「コンクリートのがん」と呼ばれてるんだろな、
?ホントにしってるの?
>劣化を早めてしまう。
だけでひび割れ自体が「がん」なのではないんだよ
ちなみに
>中性化
ではなくこの場合過アルカリ化が問題なんだ
工期を短縮するために速乾性を上げていったためPH値がむちゃくちゃに
なってしまいコンクリート内部で「まだら」になってしまった。
それが顕在化したのが「コールドジョイント」なわけよ
”堅い部分”が浮き出したようになってしまって
ある日「ポロっ」といってしまう。
山陽新幹線ではコールドジョイント部分を叩き落としただけで安全だと
いっているのだが。
残った”柔らかい部分”部分こそ劣化していることをホントに認識しとん
のかいな?
また酸性雨の影響も無視できない。表面を溶かしてひび割れをつくり
ひび割れに入っては鉄筋を錆びさせる。
ちなにみ現在首都高で続けられている補修工事は耐震補強とこの酸性雨
対策がメインだったりするが・・・
今となってはつくりなおしたほうがよかったな
> >耐久性が実証されていないからこういう事態がおこったとでも(笑)
> すでに100年は実証されてるだろ、良く読むように、
よ〜く読め、耐久性が実証されていないというのは土木学生氏が妄想で言った
ことだ。
もっともコンクリートというのはPH値が崩れてしまえばあっという間にダメ
になる。
例えば昔の東京音大の講堂のように気づいた時には「砂のようにさらさら」
になって保存のための移設工事すらできない状態になっていることだってある。
> >そして、この間山陽新幹線でおこったコンクリート片落下事故がもしコン> >クリート建造物である原子力発電所でおきたらどうなる?
> 大丈夫だろ、管理がしっかりしてるから??、
> 自信無い、、
ちなみにJR東日本なんかは自信たっぷりだぞ
この間の事故のあと「うちではおこりえない」ってコールドジョイント
の調査自体を一日で打ち切ってしまったくらいだ。
さすが「上野駅水没問題」に具体的にはな〜んも対処していない会社は違う
(地下水の水位が下がらない限りあと2,3年で水没だけどどうすんだろ?)
> ちょっと漏れたってぞうきんで拭けばいいさ、
> あとは隠す!By動燃
六ヶ所村のプルトニウム保管用「プール」にひびが入ってたって大丈夫
あそこが事故ったら誰も生き残れないから By日本原燃
お後がよろしいようで(^O^)