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回答先: 安易に報復できないインド 核戦争誘発しかねない危険 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 5 月 28 日 19:18:24:
◎インド軍ヘリを撃墜 パキスタン、再び反撃
【ニューデリー28日共同】インド軍当局者は28日、同国北部
のジャム・カシミール州で同日、パキスタン側から侵入した「武装
集団」掃討作戦を実施中のインド軍攻撃ヘリ、ミル17がパキスタ
ン側からの攻撃により撃墜されたと述べた。
パキスタンは27日にも、インド空軍のミグ27戦闘機など軍用
機2機を撃墜したとしており、26日からのインド軍の掃討作戦に
2日連続で反撃を加えた。インド側が空爆などを強化する可能性も
高く、戦闘の一層の拡大が懸念される事態となった。
インド国防省スポークスマンは、ヘリはカシミールの実効支配線
(停戦ライン)のインド側を飛行中に撃墜されたと強調したが、パ
キスタン軍当局者は、何も知らないとしている。
27日のパキスタンによるインド軍機撃墜事件を受けて、インド
側は28日、空軍力を投入した掃討作戦を3日連続で実施。同国外
務省は27日夜「(事態の)エスカレーションの責任はパキスタン
側にある」との厳しい声明を発表し、カシミールでの掃討作戦の
「完遂」を繰り返し言明した。
また27日から28日にかけて、カシミールでは実効支配線(停
戦ライン)を挟んだ双方の砲撃が続くなど、緊張が続いている。
事態悪化を恐れるパキスタンは国連などの即時介入を要請してい
るが、インド側の作戦継続中は打開の糸口を見いだすのはほとんど
不可能とみられており、事態が一段とエスカレートするのは避けら
れない情勢だ。 (了)
[共同 5月28日] ( 1999-05-28-18:46 )