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回答先: インド軍機を撃墜 パキスタン国防省発表 投稿者 アダム・ワイスハウプト 日時 1999 年 5 月 27 日 19:35:47:
◎安易に報復できないインド 核戦争誘発しかねない危険
【ニューデリー28日共同】27日のパキスタンによるインド空
軍機撃墜が軍事紛争にエスカレートするかどうかはインドの出方次
第だが、パキスタンは昨年の核実験によって核能力を実証済みだ。
「核戦争」を誘発しかねないという心理的な壁も高く、インドも簡
単には報復に踏み切れない事情がある。
インドの通常戦力はパキスタンを圧倒的に上回るが、パキスタン
は昨年5月末の核実験で、世界で7番目の核保有国となったと宣言
した。
インドが国境を越えて報復に出れば、通常戦力において劣るパキ
スタンは核を使用せざるを得ない状況に追い込まれかねない。
パキスタンのサイド情報相は27日、「われわれが(核)爆弾を
持っていなければ、インドはとっくに全カシミールを占領していた
ろう」と述べ、両国の相次ぐ核実験が生み出した「恐怖の均衡」を
正当化した。
インド外務省は27日夜「責任は挙げてパキスタンにある」とす
る強硬な声明を発表したが、政府当局者は「軍事的報復」について
は慎重に言及を避けている。
強硬派で知られるフェルナンデス国防相は27日、バジパイ首相
が招集した緊急会議後、記者団に対して「戦争という言葉は軽々に
使うべき言葉ではない」と語った。
(了)
[共同 5月28日] ( 1999-05-28-08:23 )
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