聖書の中には、世界の終わり、終末の日に登場して、
悪魔の意志を行う、ある特別な一つの国、「獣の国」に関して預言されています。
ダニエル書、黙示録等に預言されているこの獣の国に関する
聖書の言葉を読む時、以下のように現在のアメリカをさすとしか
思えません。
1. ダニエル書によれば、この獣の国は、ギリシャの子孫である。
*ヨーロッパの源流は、ギリシャ、ローマであり、ヨーロッパの移民からなる米国は確かにギリシャの子孫。
2. ダニエル書によれば、この獣の国は、ギリシャの子孫である10の角(ヨーロッパの10国)の間から、「出てくる」。すなわち、ヨーロッパの間から生まれ、しかし、地理的に、ヨーロッパ以外の
地に誕生する国のようだ。
*ヨーロッパを母とし、しかし、大西洋の向こう側に設立された米国は確かに
ヨーロッパから出てきた国。
3. ダニエル書によれば、この獣の国は、ギリシャの子孫である10の角(ヨーロッパの10国)の間から出てくる。すなわち、いくつものヨーロッパの国々と関係している、具体的には、いくつもの
国からの移民による国。
*イギリス、フランス、ドイツ等、ヨーロッパのいくつもの国からの移民によって構成された米国は確かに移民の国。
4. ダニエル書によればこの獣の国は、ヨーロッパのどの国々よりも時間的に後から出てくる、すなわち歴史的に新しい。
*建国200年程のアメリカは確かにヨーロッパのどの国よりも新しい。
5. ダニエル書によればこの獣の国は1国でヨーロッパ全体と匹敵できる程、面積的にも国力的にも大きい国。
*米国はまさに1国でヨーロッパ全体と比較できる程、大きな国。
6 ダニエル書に「この角は他の角より大きく見えた」と書かれているように、この獣の
国は、ヨーロッパのフランス、ドイツ等の個々の国よりも面積的に、軍事的に大きな国。
*米国はまさにヨーロッパの個々の国より、面積的に軍事的に大きな国。
7. ダニエル書によればこの獣の国は、「強い角」と記されているように、世界の軍事大国。
*米国は今や世界唯一の軍事大国、スーパーパワー。
8. ダニエル書によればこの獣の国はキリスト教国の看板がある。
*米国はその実態はともかく、表面的にはキリスト教国。
詳しくは以下の目次のNo.252とNo.253を参照ください。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6810/moku11.html