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(回答先: Re: それは右翼もほぼ同じでは 投稿者 あっしら 日時 2002 年 2 月 01 日 18:39:43)
あっしらさん、こんばんわです。
>「戦争ボード」では、支援のレスをいただきありがとうございます。
いえいえ、いつも勉強させていただいているのはこちらです。
>また、自由主義を標榜する米国を始め資本主義国家も、根っからの「統制国家」です。
>二つの違いを雑ぱくに言うと、国家が資本をすべて握って統制するか、資本の所有は個々人で国家はその上位で統制するかだと思っています。
共産主義の考え方そのものは悪くは無いのでしょう。
ただ、共産主義を科学だと認識し全ての(宗教とかも)価値観を根こそぎ葬った(そうせざるを得なかった)ところに問題があります。
共産主義と資本主義との対比というよりその具現化のプロセスに違いがあるように思えます。
>右翼とは何かという問題はとりあえずおいておいて、戦前の革新官僚や革新軍人は、私的所有を前提にしながら、その統制を強く志向しました。これを、「国家社会主義」と呼んでもいいと思っています。
マルクスが主張したかったのは実はそのような国家だったのかもしれませんね。
それは日本だったらあるいはうまく言ったかも知れません。
>米国的な統制は、経済支配者がより金儲けできるための「国民アホ化」を志向したものです。統制されていることさえ自覚されないようにする“高度”な統制テクニックです。
日本を始めとする債権国からの資金の流入が止まれば即死する仕組みをレーガンがつくりあげたわけです。
米国の株価を上げて景気を向上しているように見せて、日本は低金利政策を続けて"米国すごい"を演じてきました。
さて、そのサイクルが狂ってきているのが今ですね。
知っている者は知っています。
>米国では、民間銀行である連邦準備制度が、基礎的な経済統制を行いながら、経済支配層がボロ儲けできる“政治統制”を続けています。
苦しんではいるようです。
日本から資金を汲み上げる方策が尽きていますね。
最後の手段に出て来ますか?
>「潰れる前に金かえせよな」は、中国じゃなく、他の国(米国)に言った方がいいのではと思っています。
中華人民共和国には言えば良いのです。
例えば、アメリカに対してなら言うより先に"ぶんどる"仕組みを考えなくてはなりませんね。
結局のところでは外交能力が不足しているだけなのですが、有力な外人さんを交渉窓口に据えるなどの荒療治が必要なのではないかと思います。