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(回答先: Re: それは右翼もほぼ同じでは 投稿者 平成維新株式会社広報部 日時 2002 年 2 月 02 日 01:28:29)
平成維新株式会社広報部さん、こんばんわ。
>マルクスが主張したかったのは実はそのような国家だったのかもしれませんね。
>それは日本だったらあるいはうまく言ったかも知れません。
「インターナショナリズム」を信奉していたマルクスは違った主張だと思っています。
戦後の日本は、まさにそれで、だからうまくいったと思っています。
戦後の日本とドイツは、「国家社会主義」国家として経済成長を遂げました。より社会主義的だったのはドイツのほうでしたが、日本の持続的な高度成長は、「国家社会主義」政策なくしてはありえなかったと考えています。
日本は、中曽根政権以降急速に「国家社会主義」から離脱しようとして、結局は経済的苦境に陥ってしまったのです。(今なお同じ過ちを続けています)
>日本を始めとする債権国からの資金の流入が止まれば即死する仕組みをレーガンが
>つくりあげたわけです。
レーガン政権と「日本破壊者」中曽根政権の共作だと思っています。
中曽根氏は、「民活論」=サッチャリズムを掲げ、国民資産を使って営々と築いてきた国鉄を分割民営化し、その後の民営化(NTT・JT)の礎をつくりました。
「バブル経済」を始めたのも中曽根氏なら、今日の経済状況をもたらした「バブル崩壊」でボロ儲けを演出したウォール街(国際金融マフィア)を日本の株式市場に招き入れたのも中曽根氏です。
また、日中交流策として、中国人に日本語を学ぶために日本に入国できるような政策を採ったのも中曽根氏です。(当時は今以上に日中間の所得格差があり、それがどのようなことを“誘導する”かは自明のことでした。日本でお金を稼ぎたい中国人の大量流入につながり、一部は犯罪でそれを実現するという状態になりました。市民レベルの交流を否定する考えはもっていませんが、出稼ぎや犯罪者流入には反対です。バブル華やかなりしとき、外国人労働者の受け入れの是非が論議されましたが、それにも反対でした。日本に、いったん受け入れた外国人に最後まで責任を持つという身構えも、経済状況が悪くなったら外国人労働者にはお帰りいただくという“気概”もないので、政治的社会的大混乱をもたらすと考えたからです。個人的には、海外旅行好きですし、身近に様々な外国人がいることは好きです)
>米国の株価を上げて景気を向上しているように見せて、日本は低金利政策を続けて
>"米国すごい"を演じてきました。
>さて、そのサイクルが狂ってきているのが今ですね。
>知っている者は知っています。
知っている人が増えないと、日本はとんでもない状況に引きずり込まれると思っています。「小泉改革」は、実現なんかできないものなのに、そのような米国のバブルを志向したものだからです。
>米国では、民間銀行である連邦準備制度が、基礎的な経済統制を行いながら、
>経済支配層がボロ儲けできる“政治統制”を続けています。
>>苦しんではいるようです。
>>日本から資金を汲み上げる方策が尽きていますね。
>>最後の手段に出て来ますか?
経済支配層は苦しんでいません。苦しむのは、これまでも苦しんできた貧民層(普通の勤労者)とこれから苦しむ小金持ちたちです。
借金してまで生活だけを維持している人からは資産を巻き上げられませんから、小金持ちが常に巻き上げの対象になります。
米国の経済支配層及び国際金融マフィアは、必ず最後の手段に出てきます。
>中華人民共和国には言えば良いのです。
>例えば、アメリカに対してなら言うより先に"ぶんどる"仕組みを考えなくては
>なりませんね。
中国は返済するのではと思っています。
「"ぶんどる"仕組みを考えなくてはなりませんね」は同感です。
貧弱な思考力でいろいろ考えてみたのですが、難しいようです。最大の難関は、軍事力の差です。緩和的な対応策はいくつかあると思っています。
>結局のところでは外交能力が不足しているだけなのですが、有力な外人さんを交渉
>窓口に据えるなどの荒療治が必要なのではないかと思います。
「有力な外人さん」というのがくせ者です。私の独断ですが、日本人にしろ、外国人にしろ、今のメディアから、立派だとか、よくできると言われている人にたいした人はいません。それどころか、「日本破壊者」である可能性が大きいと思っています。
ドツボにはまるにしても、日本人で対応していくしかないのでしょうね。