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(回答先: 利下げ見送りと同時の「GDP速報値+0.2%」デッチ上げ発表:今後の米国経済 投稿者 あっしら 日時 2002 年 2 月 01 日 00:38:19)
2・1午前に放送された「NHKBSニュース50」は、ハワード大統領経済諮問委員会委員長がニューヨークで行った講演で米国経済が景気回復に向かっているとの認識を示したことを報じた。
[ハワード委員長の内容]
● 第4四半期のGDPがプラス0.2%に転じたことは、米国経済の力強い回復力を示している。
● 個人消費が自動車販売を中心に底固い。
● 企業の設備投資が今年中頃から回復に向かう。
● 米国経済は、今年後半からより力強い成長に向かうことになる。
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★ 早速、ブッシュ政権自らが、「バブル崩壊過程」での株式“買い手”確保作戦に乗り出した。
でっち上げデータを振りかざして米国経済は今後ますます成長するという発言は、犯罪者そのものであり、アウトサイダーの小金持ちから金融資産を巻き上げるためには手段を選ばないという国際金融マフィアの性格を如実に現すものである。
その効果は、次の米国株式市場株価報道でわかる。
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NY株大幅上昇、2週間ぶり9900ドル台回復 [読売新聞]
【ニューヨーク31日=坂本裕寿】31日のニューヨーク株式市場は、前日に続いて米景気が底入れしたとの見方が広がり、大型優良株などが買われ、ダウ平均株価(工業株30種)は2日連続で大幅に上昇した。終値は、前日比157・14ドル高の9920・00ドルと約2週間ぶりに9900ドル台を回復した。ナスダック店頭市場の総合指数も同20・59ポイント高の1934・03と2日連続で値を上げた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ見送りや昨年10―12月期の米国内総生産(GDP)のプラス成長を受けて、前日に続いて米景気の回復期待が強まり、ダウ平均は取引開始から上昇した。米証券大手メリルリンチが米半導体最大手インテルの投資評価を引き上げたことや、米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブルの市場予想を上回る決算発表なども追い風になり、株価を押し上げた。
(2月1日08:30)
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★ 31日の株式市場で“買い”に走った人たちは、金を巻き上げられるアウトサイダーで、“空売り”に走った人たちはインサイダーです。(たんなる“売り”の人たちは、目端が利いている人ですね)
このままでは“空売り”した人たちが利鞘を稼ぐ機会がないので、株価が大きく下落する場面が必要です。
これは勝手な想像ですが、「自動車の販売が史上最高だった前年の反動で急減」・「デフレ傾向が強まっている」・「第4四半期のGDP+0.2%は速報値であり確定値はマイナスだった」などの発表でそういう局面を作り出しそうな気がします。
そのあと、また期待を持たせるような発言をして株価を押し上げ“空売り”の機会を作り、また、下落させるという進展です。
最後は、株価をずたずたにします。そのときに、大量の株式を買いまくります。
「エンロン破綻詐欺」そのままを、株式市場全体でやろうとしているのです。
次に添付する記事は、プラス成長に転じたと主張している第4四半期の実状を示す一部のものです。
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ディズニーの10―12月期、実質で55%減益
【ロサンゼルス31日=長尾弘嗣】米ウォルト・ディズニーが31日発表した2001年10-12月期決算は、最終損益が4億3800万ドルの黒字(前年同期は3600万ドルの赤字)だった。ただ、資産売却や会計制度の変更など一時的要因を除いた実質ベースの黒字額は2億9700万ドルで、前年同期比55%の減益。柱となる放送とテーマパーク部門の不振が影響した。
実質ベースの一株利益も0.15ドルと同52%減少したが、「目標を上回るコスト削減を達成した」(アイズナー会長)こともあり、アナリストの予測(0.1ドル)は大きく上回った。売上高は70億4800万ドルで、前年同期比5%減だった。
部門別にみると、実質ベースで全部門が減収減益となった。特に放送関連のメディア・ネットワークス部門は、視聴率低迷に苦しむABCを中心に広告収入の落ち込みと製作コストの上昇に直面。営業利益が2億4600万ドルと同58%減少した。パークス&リゾーツ部門も、同時テロの影響でディズニーワールド(フロリダ州)などテーマパークの来場者数が落ち込み、営業利益は1億8700万ドル(同51%減)にとどまった。