投稿者 ぼやき先生、舌好調 日時 2001 年 12 月 07 日 18:52:22:
(回答先: 「サンタクロース」 太田 光(爆笑問題) 投稿者 dembo 日時 2001 年 12 月 07 日 18:07:32)
私は、せっかく、世界中の人々(people ピープル、一般大衆、庶民層)が、手に入れた、このインターネット革命という、巨大な武器を、絶対に手放すまい、と堅く誓っています。このネットを武器にして、私こそは、これから、日本言論界に殴り込みを掛けて、今から、彼ら、日本国の言論統制=思想統制=情報統制を行っている、愚劣な者たち全てと、正面から、闘い抜いてやろうと、思っています。彼らは、彼ら自身の主観(自分自身の思い込み)では、「私たちは、立派な大新聞・大テレビ局・大出版社・一流大学であるのであって、私たちは、『社会の木鐸(ぼくたく)、公器』として、謙虚に、日本国民に、事実を報道し、健全な思考を情報として伝えている」と、(表面上は)信じ込んでいる。
馬鹿言うな。おまえたちが現に、日々、やっている事が、まさしく、言論統制じゃないか。違うのか。情報を、全て、管理して、選別して、統制(コントローロ)しているではないか。日本のメディア(マスコミ)の薄汚い体質は、もう、私は、十分に分かった。肝心なところでは、全て、統制されているのだ。一番上の方は、アメリカからの意思で、きれいさっぱり管理・統制されている。
こんなことまで、よくやるなあ、とあきれ返るほど、全て丸ごと、上手に管理・統制している。たとえば、日本国内の全てのテレビの視聴率、というのを全て一手に握って、調査し、公表している特殊な会社に、ニールセンと、ビデオ・リサーチ社(?)という会社がある。たったの二つしかない上に、最近、この二つが、合併した、という奇妙な噂を聞いた。
このテレビ(何故かビデオ商品類も)視聴率調査会社は、どこにあるのか、その所在すら明らかにしない。時々、不思議に思った、若い新聞記者が、このニールセンやらを調べて、報道記事にしようとするのだが、決まって、うやむやにされる。
もっというと、どこかから微妙な圧力がかかって、それで、その「調査報道の成果」である記事は、没にされる。その繰り返しの歴史だ。新聞社内で、出世したいと思っている「お利巧さん」たちは、だから、こういう危ない問題には、近づかない、触らない、触れない、語らない,ようにしている。あの、左翼の朝日新聞でさえ、この「テレビ視聴率調査のための特殊な会社」のことは、書こうとしない。
当たり障りの無い。「公式発表」のような外面だけの記事なら、やらせ記事として時々、ばらまく。そういう会社の看板だけは、ちゃんとあるのだから。こういう特殊な会社は、たいてい、東京の虎ノ門のアメリカ大使館の回り、と決まっている。ニューズウイーク社の本社ビルも、「ジャパン・ソサエテー」(ワシントン)や「US・ジャパン・ファウンデイション(本当は、英文名は、笹川ファウンデイション)」のお仲間の野村総研に売り払って大手町から、虎の門に移っている。みんな、お仲間は、近くに集っていた方が、日本の情報・言論・思想統制の為に、便利だ、だからだ。
はっきり書く。ニールセンも、テレビ・リサーチもどちらもロックフェラー系統の資本だ。日本を操るために始めから作られて、さも、民間ベースの「各付け会社」(レイティング・カンパニー)のような顔をして来た覆面会社だ。さも、公平中立で、客観的で、不偏不党の振りをした、おかしな会社群だ。このことを知っているのは、テレビ・新聞・出版社の中でも、経営幹部にまで成り上がった連中だけだ。
だから、第一線の報道記者(ニューズ・レポーター)にならなくて、社内で、広告局=販売教=営業局の「経営」の方に回った連中が、飲み屋で、喚(わめ)いている。「新聞やテレビが書いていることは、全部、全部、嘘だ」「俺は知っているぞ。記事は、みんな作られているんだ。大きな政治記事は、全部、あれは、謀略の産物だ。日本は、大きな力に操られているんだ」と、広告販売局の人間たちは。喋(しゃべ)り出す。私、副島隆彦は、こういう席に付き合いで出たときは、30代の若い頃は、「この人は、一線記者や、レポーターになれなかったから、だから、ひがみ根性でこんな事を、酒の席でわめいて、憂(う)さをはらしていうんだろうなあ」と、内心で思っていた。
どうもそうではないらしい。やっぱり、真実は、この、広告販売局の人たちが言う通りだろう。「日本は、大きな闇の力に操られているんだ」と言うのが、真実に近いだろう。
アメリカだって、アメリカ国民だって、操られているのだ。日本人に向かって、大きな偉そうな事は言えないのだ。何が、「元祖デモクラシーの国」だ。「人権尊重で、反戦平和で、ヒューマニズムを大切にする国」だ。それで、アジア(アフガニスタンは、アジアだ)や中東や、極東や、南米に、軍事進出して、それで、自分たちの気に入らなければ、戦略爆撃で、皆殺しにする。それも「国民の支持90パーセント」という合意でやる。アメリカは、デモクラシー(国民的合意)の名において、外国で皆殺し爆撃を行うのだ。
言論の自由( freedom of speech フリーダム・オブ・スピーチ あるいは、 free expression フリー・エクスプレッション)は、大切だ。思想表現の自由は大切だ。出版の自由も守られなければならない、と、みんな習ったし、そう信じている。誰もが、そのように信じている。疑わない。お題目あるいは念仏、唱名のように、信じて疑わない。
そんなもの、本当に有るのか。どこに、出版の自由とか、言論の自由なるものがあるというのだ。私たちの生活のどこに、そんなものがあるか。あの、テレビの朝の各局のやらせ馬鹿(報道の振りをしたバラェティ)番組や、クソ面白くも無い新聞記事の洪水や、当たり障りの無い事ばっかり書いて、すこしも闘わない出版物の洪水だ。
昔、山本夏彦(やまもとなつひこ)が、書いていた。「言論の自由など、テレビ、新聞で取り上げられなければ、存在しないのと同じ事だ」と。全くその通りだ。私、副島隆彦の本が、20万部、30万部売れたとしても、既成の大型メディア(マスコミ)で取り上げられなければ、存在しないのと同じ事だ。
「言論の自由とか、表現の自由とか言うが、人が、街頭で何かわめいたり、演説したりすれば、それは、気違いと同じ扱いだ」と、山本夏彦は書いていた。
山本夏彦は、日本のリバータリアン作家と呼ぶべき、日本の稀有の言論人である。私は、近いうちに、本格(本書く)的に山本夏彦論を書く。
だから、言論の自由とか、表現の自由とかが国民(私たち)に憲法で保障されていると、寝言のようなことを言ってみても、実際には、そんなもの、どこにも有りはしない。
「職業選択の自由」と一緒で、職業を自分で自由に選べる訳がないではないか。ああ、馬鹿くせえ。とんでもねえ、洗脳国家だ。もうそろそろ、嘘だらけの偽善の、形だけの言論なんか全部やめてしまえ。
ブッシュ政権や、ある種の人々にとって、都合の悪いことは、書けなくなっているらしい。長年、ワシントンで政界情報を流してきた、有料制の「ニューズレター」の類も、「今回を持ちまして、配信停止します。私は引退します。さようなら」となっている。どうやら、FBIやCIAと話がついて、20万ドル(たったの2500万円)とかを貰(もら)って、引退してゆくらしい。そういう国なのだ。・…と言うことは、日本にも、将来そういう事が起きるだろう。私だったら、10億円ぐらい貰わないと、引退しないぞ、と書いたら、ここの、皆さんに、本気で叱られるから、そんな、最低なことは絶対に言いません。ほっ。アハハ。
アハハじゃない。アメリカのこの「新たなる言論統制」の現状については、そのうち書く。日本にも、この統制は押し寄せていて、テレビのコメンテイターでよく使って貰っている連中が、蒼ざめながら、囁(ささや)きあっている。