投稿者 ★阿修羅♪ 日時 2001 年 11 月 27 日 08:36:58:
(回答先: Re: 狂牛病の消毒って? 投稿者 プチ情報 日時 2001 年 11 月 27 日 02:02:04)
▼狂牛の焼却処分と異常プリオンの凶悪な耐性 △
プリオンは熱・薬品に強く、ホルマリン漬けの脳標本でもネズミに食べさせれば発病する。料理の熱程度ではだめ。
医師など専門家は、タンパク変性剤や高温高圧の蒸気殺菌などで消毒している。
国際獣疫事務局(OIE)が定める基準は「133℃、20分、3気圧以上」
http://www.lin.go.jp/alic/month/dome/2001/feb/nosui-3.htm
140度で3気圧で3時間熱すると完全にゼロになるらしい。
1気圧で140度で9時間と 3気圧で140度で3時間はどっちがつぇーかは知らないヾ(´д`)ノ゜
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「プリオン」「活性」「法」あたりで検索して引っかかってきた複数のページに共通していたモノを抜粋。
★プリオンの主な非活性化方法
(1)焼却
(2)136℃以上30分以上加熱
(3)1〜2規定の苛性ソーダ、1時間
(4)0.5%以上の次亜塩素酸ナトリウム、2時間
(5)3%SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)で100℃煮沸、10分間
★プリオンの不活性化法
処理法 温度 時間
焼却 − −
オートクレーブ 134℃ 1時間
3%SDS(ドデシル硫酸ナトリウム) 100℃ 10分
7M塩酸グアニジン 室温 2時間
3Mグアニジンチオシアネート 室温 2時間
3Mトリクロロアセテート 室温 2時間
60%(以上)蟻酸 室温 2時間
50%(以上)フェノール 室温 2時間
1〜5%次亜塩素酸ナトリウム 室温 2時間
1N水酸化ナトリウム 室温 2時間
つまり、現在のところ
★食べられなくなる以上に黒こげにする
★食べられなくなる以上に強い薬剤に浸す
しか手がありません。
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■要旨「プリオン処理1500度でも狂牛病感染性あり」と英環境省
http://sparc.airtime.co.uk/bse/news9.htm
http://www.wadi.org.uk/article_15.htm
http://www.wooster.edu/biology/Ciliates/disease/Student%20Web%20pages/Hershoff,%20K.%20/Pages/hershoff_page6.html
■要旨「英政府は、1100度で処理した感染牛の灰に感染性ありとしている」
http://www.4burialinsurance.com/madcowdisease.html
http://www.madcowboy.com/mad_world.htm
http://www.mercola.com/2001/mar/14/mad_cow_disease2.htm
http://www.drday.com/madcow.htm
http://www.lifespirit.org/priondrbev.html
http://www.satyamag.com/jan01/lyman.html
■要旨「肉骨粉は1200度で焼却された後、灰は厳重に管理されている」
http://technology.open.ac.uk/eeru/natta/rol30.html
燃焼とは酸素と化合すること、その結果灰ができるのですが、牛を灰になるまで焼
いても酸素は骨の内部に到達しない(骨がでかい)
このため 骨組織が破壊されるまで高温で長時間燃焼を継続しないとたんぱく質は
変性するのみで分解されないものがどうしても残る
そもそも問題のプリオンははじめから変性しているので分解しないと不活性となら
ない
生ごみ(燃えるごみ)として出せば灰になりますが、プリオンの活性は失われない
ので土壌汚染となります
灰になってもプリオンの活性が失われないとはこの事です
生ごみとして出して良いか自治体に問い合わせてください
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ガソリンの引火点はマイナス40度です
酸素さえあればマイナス40度でも爆発し二酸化炭素と水に姿を変えますが、酸素が
無ければガソリンのままです
酸素が無ければ二酸化炭素と水に分解できません。つまりいくら温度が高くても燃
焼分解しないです
プリオンも酸素が無ければ燃焼分解はできません
燃やして灰にするというのは完全燃焼したということでは有りません
不完全燃焼があたりまえです
自治体のごみ焼却炉の場合でも、燃え残りの灰を高温(800-1000度)の流動床炉に入
れて二次焼却をして10分の1に減量すると言うようなこともしています
牛の骨は内部が小さな空隙に分かれていて、熱が届きにくく、空気も通りにくい構
造です。完全燃焼は不可能です
たんぱく質のような高分子化合物がこれほど安定しているというのは驚異的で、30
0度にしてもなかなか分解しないと言うのは信じられない気がしますが
PCBやダイオキシン同様に化学的に安定した毒物は、一度汚染されたら最後であり、
その土地では酪農が不可能になるのは目に見えています
心配しているのは病牛を隠れて始末しようと 海洋投棄したり野焼きしたりするので
はないか
燃やして灰にすれば良いからと、生ごみとして出された場合、厄介な土壌汚染が起
きると警告しているのです
私は株屋の相手をする気は全く有りません、知識不足?何とでも云ってください
ごみ焼却炉の設計、実証炉テストなどの仕事をしたことがあるので、酪農関係者に
警告しているだけです
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焼却処分後のもぉーもぉーの灰はどうするんだろう?日本では。
イギリスでは厳重な管理用の倉庫に保管しているが、日本ではどうするんだろうな?近隣の皆さんがどんな危険な代物か分かれば反対運動が始まるんだろうな、きっと。
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普通に埋め立てとかだろ。
イギリスじゃ感染性廃棄物(だっけ?)で厳重に保管なのに・・
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灰にしてもダメ。
イギリスでも高温焼却した物の最終処理法はまだ決められずにいる。
まさしく死の灰<焼却後の灰
EUの残灰処理はもうプルトニウム並の厳重警戒だったよね…
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異常型プリオンは350度で焼却しても感染力は落ちるものの感染力はあり、研究者の
人が家の庭に3年間埋めて置いてもまだ残っていたそうです。
専門的な話をすればタンパクは二つの形があって、プリオンは通常型は螺旋状です
が、異常型プリオンが平面型という凝集した形になるようです。この平面型がとても
安定なため熱、酸に強いようです。
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「1000分の1以下のオーダーで非活性化する」と書かれていたページがあったので、上
記の方法でもすべてのプリオンが壊れるわけではなさそうだ。
「1000分の1以下」が許容範囲かどうかは自己判断するしかない。確率不明のロシア
ンルーレットに参加したくないなら食べないことだ。
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イギリスでは焼却灰も厳重管理らしいです。核廃棄物並みの扱いですね。異常プリオ
ンは恐らく生体内以外では増殖はしないものと思われますが・・・vCJD患者の死体も
火葬後に厳重管理されていたりして。(考えすぎかな)
発症率を考慮すると1000分の1以下であれば、ほぼ安全と思われます。ちょっと強引で
すが、発症者数が現在の1000分の1以下になることと同一に考えて良いと思います(現
状では1人に満たない)。でも10年後の患者数が予測できない点がかなり気がかりです。
まあ、それでも農薬以下の危険性でしょうけどね。
問題は地中で分解されない事ですので、根本的に原因が消滅するまでは焼却処分と厳
重管理を徹底する必要があるでしょう。普通の焼却灰と同様に扱っていたら、そのう
ち土壌における異常プリオン含有率が恐ろしい事になるかもしれません。
2chニュース速報板・狂牛病情報スレ用データページ「ニクコップン」
より▼狂牛の焼却処分と異常プリオンの凶悪な耐性 △
http://nikukoppun.tripod.co.jp/#0023