日本のCIAと言われる内閣官房室の内閣情報調査室

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投稿者 付箋 日時 2001 年 6 月 03 日 10:15:58:

回答先: 現・文部科学大臣は「個人情報保護法」の作成に関与した一人 投稿者 付箋 日時 2001 年 6 月 03 日 10:00:31:

<情報収集衛星>第2世代の研究に来年度着手 安全保障が焦点に

2002年に我が国初の情報収集衛星を打ち上げる内閣情報調査室は27日、第1世代に続く予備機と後継機の研究に来年度から着手することを、国の宇宙開発委員会計画調整部会に報告した。とくに防衛・外交などの安全保障や大規模災害時などの危機管理のため、後継機は約1メートルの分解能を持つ第1世代の性能を大幅に向上させた衛星開発を目指す。これまで日本の宇宙開発は平和目的に限定されてきたが、宇宙開発委員会の基本戦略部会でも「タブー視されてきた安全保障を宇宙開発の目的に取り入れるべきだ」との意見が注目されており、日本の宇宙開発の見直しの中で「安全保障」が大きな焦点になりそうだ。

 内閣情報調査室によると、02年に打ち上げられる情報収集衛星はレーダー衛星2機、光学衛星2機の計4機。光学衛星は1メートル離れた地上の2地点を識別できる高性能の分解能を持つ。1998年8月末の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のミサイル発射をきっかけに同衛星の導入が具体化した。予定では次期主力ロケットH2Aに2機ずつ積んで打ち上げる。

 しかし打ち上げの失敗や打ち上げ後の機能喪失も想定されるため、内閣情報調査室は改良型の予備機を用意することも必要と判断した。予備機は長時間撮影が可能なように性能を向上させた光学衛星、レーダー衛星各1機となる。後継機は分解能を現状より大幅に向上させた光学衛星とレーダー衛星各1機を予定している。調査室は「より高い分解能で特定の地域を頻度高く観測する」ことが次世代衛星の目的としている。

 一方、26日に開催された同委員会の基本戦略部会では、情報収集衛星の目的に「日本の防衛・外交上の安全保障」が挙げられている点が指摘され、「安全保障の観点を宇宙開発の目的に取り入れるべきだ」という意見が出た。長柄喜一郎部会長(委員長代理)は「情報収集衛星の位置づけの問題は、今後議論する必要も出るかもしれない」と話している。

 これまで日本の宇宙開発は「平和利用に限り宇宙開発を進める」と国会決議などで決めており、安全保障の概念の取り扱いは議論を呼びそうだ。
[毎日新聞7月27日] ( 2000-07-27-20:18 )



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