投稿者 付箋 日時 2001 年 6 月 03 日 11:44:28:
回答先: TMD及び内調の『軍事偵察衛星』はILOの「宇宙条約」にも違反します(日本は1967年10月10日批准)。 投稿者 付箋 日時 2001 年 6 月 03 日 11:25:41:
夕刊フジ 2000・7・27
「画商・福本主宰の勉強会に特捜重大関心」
自民党の元建設相、中尾栄一容疑者(70)の受託収賄事件の共犯として、東京地検特捜部に逮捕された画商、福本邦雄容疑者(73)。「政界の黒幕」として政財官界やマスコミ界などに独自のネットワークを築き、竹下登元首相を最高顧問にした勉強会「三宝会」を主宰していたが、会には中尾容疑者をはじめ、事件への関与が噂される永田町の大物たちも出席しており、特捜部も重大関心を寄せているという。
平成9年6月に発足した三宝会。入手した内部資料では、NECの関本忠弘元会長や千代田生命保険の米山令士社長らが代表を務め、ゼネコンや製薬会社、航空会社、自動車メーカーといった一流企業の会長や社長など三十数人が法人会員として、大手新聞やテレビ局、出版社などの政治部長や第一線記者、ジャーナリスト、国会議員秘書など50人以上が個人会員として名を連ねている。
この中には、内閣情報調査室の杉田和博室長(前警察庁警備局長)の名前もあったため、同年10月の衆院予算委員会で、当時、新進党だった田中慶秋議員(現・民主党)が、「国家機密をあずかる杉田室長が会員となっているのは問題」、「この会は、マスコミ幹部の協力で世論操作をし、竹下元首相の政治的影響力を飛躍させるシンジケートではないのか」と追及したこともあった。
福本容疑者は、椎名悦三郎元官房長官の秘書官を経て画商に転身したが、竹下氏や中曽根康弘元首相、渡辺美智雄元外相らの政治団体代表を兼ねるなど、政界に深く関わり続けた。政治資金の捻出に絵画転売が利用されたともいわれ、「闇社会のフィクサー」と呼ばれた許永中被告(53)が絡んだイトマン事件や竹下氏の関与疑惑もあった金屏風事件でも名前が浮上。イトマン事件当時、福本容疑者は許被告が大株主だったKBS京都の社長を務め、竹下氏の娘婿が専務だった。
こうした中、福本容疑者は経営する画廊内に三宝会事務局を置くなど、実質的な主宰者として中心的役割を果たした。同会会合には、建設省や通産省、運輸省、農水省などの大物官僚やOBも会合に参加していたという。
ここで注目すべきは、東京・丸の内の東京会館で行われた同会発足パーティーの出席名簿にある国会議員の名前。
竹下氏や中尾容疑者だけでなく、小渕恵三前首相や野中広務幹事長、亀井静香政調会長、加藤紘一元幹事長、与謝野馨元文相、谷垣禎一前金融再生委員長、保利耕輔自治相、鈴木宗男総務局長などと、そうそうたる顔ぶれなのだ。
この中には許被告との親密な関係が指摘され、“中尾事件”で名前が取りざたされている有力議員もいる。
ある民主党幹部は「福本容疑者の逮捕は自民党に大激震を与えている。三宝会のメンバーを見ても、中尾元建設相の汚職事件に登場する人間関係と重なる部分が多々ある。特捜部が重大関心を寄せているとの情報もあり、新たな疑獄事件に発展する可能性もある。わが党は事件の背景を明らかにするためにも、今後党内で調査して国会追及も検討したい」と話している。